海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

タルティフレット(ジャガイモとベーコンとチーズのグリル)のレシピ

今日は、先日のクリスマスマーケットの記事でご紹介したタルティフレット(じゃがいもとチーズとベーコンのグリル)の作り方をご紹介します。
家庭でも簡単にできる料理なので、ぜひ試してみてください。

まず、タルティフレットに欠かせないのが、Reblochon(ルブロション)というアルプス地方で作られるチーズです。サヴォワ地方の牛乳からつくられた素朴なチーズで、とってもクリーミーな味わいが特徴です。このタルティフレット自体がサヴォワ地方の料理なので、このチーズを使うんですね。フランスでは、一般的な料理なので、普通のスーパーに行けば、このルブロションチーズが売られています。
日本では、たぶん手に入りにくいと思います。その場合は、カマンベールで代用してみてください。

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では、作り方のご紹介です。

タルティフレットのレシピ♪
(材料4人分)
ジャガイモ 1.3kg(大体小さめのものが6~7個くらいです)
ルブロションチーズ 箱入りのもの(250g)1個
なければカマンベールで代用可能です。
ベーコン (少し厚みがあった方が美味しいです) 250g
玉ねぎ 3個
生クリーム 100ml
白ワイン 少々
塩、コショウ

(作り方)
①じゃが芋は皮をむき、竹串がスッと通るくらいまでゆでる。(あまりゆですぎると崩れるので、少し固めというくらいで火を止める)
②①のじゃが芋を輪切りにする。
③オーブンを190度に予熱しておく。
④玉ねぎはくし切りにして、少量のバターで炒める。そこにベーコンを加えて、さらによく炒める。
パイレックス型に少量のバターを敷き、そこに②のじゃが芋を並べて塩、コショウをし、④の玉ねぎとベーコン、そしてうすくスライスしたルブロションチーズを層のように重ねる。2層くらいにするのが良い。最後に生クリームと白ワインを淵のところから回しかける。
⑥オーブンで20~30分ほど焼いたら出来上がり。
ジャガイモにしっかり火が通っていた方がいいので、時間は調整してください。

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鴨のマグレのロースト、プルーンとリンゴのフルーツソース添えのレシピ

今日は、またまたクリスマスシーズンのご馳走にピッタリの一品をご紹介します。

タイトルがやたら長いのが、フランス料理っぽいですね。
ちなみに鴨のマグレとは、マグレ・ド・カナーのことでフォアグラを取り出した後の鴨の胸肉のことを言います。
鴨肉は、日本ではなかなか手に入りにくいですが、最近ではクリスマスシーズンには売っているところもありますね。なければ鶏のもも肉や脂身の多い豚の塊肉などで代用してもいいと思います。

レシピはこちら♪

 

鴨のマグレのロースト、プルーンとリンゴのフルーツソース添えのレシピ

(二人分)
鴨のマグレ 1塊
リンゴ 3個
プルーン 5個
はちみつ 大さじ2
バター 大さじ1
塩、コショウ 
クローブ 2かけ

①オーブンは180度に予熱しておく
②鴨肉は1時間以上前に冷蔵庫から取り出し室温にしておいたものを、フライパン中火で皮目を下にして3分、肉をひっくり返して3分、そして弱火で2分焼いたら皿に取り出してアルミホイルなどで包んでおく。(こうすることで火が通りすぎない)
③一口大に切ったフルーツにはちみつ、バター、クローブを耐熱皿またはココットなどに入れて、フタをしてオーブンで30分ほど焼く。
④フルーツが柔らかくなったら、②の鴨のマグレを入れて少しなじませる。
⑤鴨は薄切りにしてさらに並べ、上からたっぷりフルーツのソースをかける。

 

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オテル・ド・ヴィルの展覧会 「パリジャンの夜」

パリのオテル・ド・ヴィル(市庁舎)では、時々、無料の展覧会が催されるそうです。
知らなかったけど。というのを友達から聞いて、無料なら、ということで行ってきました。
オテル・ド・ヴィルはパリメトロ1番線のオテル・ド・ヴィル駅徒歩0分のところにあります。こちらは正面玄関ですが、別のイベントが催されているようで、入り口の係員に聞いたところ、「パリジャンの夜」の展覧会は、市庁舎の裏口でやっていると言われました。

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そこでぐるーっと回ってきたこちらが裏口です。

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展覧会のポスターもありました。Les Nuits Parisiennes 「パリジャンの夜」。ここです!

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いつものようにセキュリティーチェックを受けてから、中に入ります。
中はシックな雰囲気です。

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最初の展示品は、1860年代にパリで実際に使われていたブロンズ製のガス灯です。
ガラス部分はクリスタルでできていて、その彫刻からも分かる通り、かなり高価なものだったようです。

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この絵は、1763年にイギリスとの間に結ばれたパリ条約の場面を描いたものです。奥の建物はパリのオテル・ド・ヴィルで、パリ条約を祝福する花火が上がっています。

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 こちらは19世紀にパリで最初の街燈が灯されたときの様子を描いたもの。

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当時の街燈のスケッチ画f:id:S_tabearukirecipe:20171207065637j:image

これはパリで1880~1900年に実際に使われた最初の電燈ですf:id:S_tabearukirecipe:20171207065646j:image

こちらはパリの街燈とお祭り騒ぎをユーモラスに風刺したもの

 

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1878年パリオペラ座で行われたユニバーサル展示会とその当時の最初の電燈を描いたもの

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これは、Andre Fougeron(1913~1998)という画家が描いたパリの夜という題名の絵。すでに町中に電燈が灯っています。

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そして街燈が整備されて、パリの夜の町が賑わいはじめ、ムーランルージュ劇場やフレンチカンカンの登場です。
BALとはボールルームダンス、いわゆる社交ダンスのことです。夜遊びが盛んになり、いたるところで社交ダンスやダンスパーティーが開かれました。

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こちらはムーランルージュ劇場で実際に使われていたピアノです。

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フレンチカンカンは、最初は売春婦やセミプロの女優たちから始まったそうですが、それが人気となり、ムーランルージュで本格的なショーとして完成されたのです。

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Rodolphe Caillaux(1904~1989)が描いたムーランルージュでのフェスティバル。

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こちらの写真では、当時のフレンチカンカンのダンスの様子がよくわかります。
こんなに足を上げて踊るなんて、疲れそう(笑

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このようにパリの町はどんどん賑やかになって、夜な夜な至る所でパーティーが開かれました。

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上は、夜会用のドレス。なんだか偉大なるギャツビーの映画に出てきそうなドレスですね。
下のドレスはもう少しフォーマルというか、昔のスタイルのように見えます。

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こちらは夜会用の上着。

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これは、最近のスタイルに近いですね。今でも、ダンスパーティーなどで普通に着れそうです。

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下の写真は、もっと現代のパリ祭などでのパレードの写真でしょうか。

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無料の展覧会でしたが、この他にも白黒の映像などもたくさん流れていて、有料展と同じくらいに見どころもたくさんあり、かなり楽しめました。来年の1月28日までやっているそうなので、もしパリに来る機会があれば、ぜひどうぞ。

 

パリ近郊、ラ・デファンスのクリスマスマーケット

今日は恒例のクリスマスマーケットに行ってきました。
ラ・デファンスというのは、パリ市内ではなく、パリ近郊に作られた都市再開発地区で、グランダルシュ(大アーチ)は、シャンゼリゼ凱旋門コンコルドオベリスクルーブル美術館のガラスのピラミッドは、同一直線状に建設されているそうです。

それはさておき、今日はこのラ・デファンスのクリスマスマーケットをご紹介します。

入り口も可愛い飾り付けがしてあります。パリはずっとテロ対策中なので、どこに入る時もバッグの中身をチェックされます。

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クリスマスマーケット、フランス語ではマルシェ・ドュ・ノエル(Marché de Noël )では、本当にいろいろなモノが売られています。全部は紹介しきれませんが、一応、コンセプトとしては、クリスマスのギフト用にするようなものや、クリスマスの飾りが中心に出店されていますが、最近では、ヨーロッパやフランスの伝統と全然関係のないエスニックyアジアン雑貨を扱うお店や、ビデオゲームなどが販売されるなど、その存在自体に意義があるのかなど、議論されています。

 

でも、もちろん伝統的なものもたくさんありますよ。
こちらはキリストの誕生の場面を再現する模型(Crèche de Noël )の人形たちです。カトリックの家では、棚などにこの模型を飾って、キリストの生誕をお祝いします。

聖母マリア、赤ちゃんのキリスト、そして東方からの三人の賢者、エンジェル、ヤギなどなどです。

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あとはクリスマスプレゼント用の手袋とか帽子、部屋履きスリッパ。

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こちらはワイングラスと、ワインなどのお酒を入れる瓶。
中にガラスでできたブドウやら船の形の飾りが入っていて、お部屋のインテリアとしても使えそう。

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屋根の上のトナカイの飾りも可愛い。

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さて、今日はプレゼントを買いに来たわけではありません。
実は、ちょっと小腹が空いていたので、ここで何か食べようと思って立ち寄ったのです。クリスマスマーケットでは、フランスの冬のストリートフードが売られています。

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こちらは、その名前の通り、ポークのグリル。豚の塊肉を野菜と一緒に焼いてあります。もちろん一人前サイズに切ってくれます。

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こちらはフランスの冬の飲み物の定番。ホットワイン(ヴァン・ショー)です。
そのうち機会があればレシピを公開しますが、赤ワインにオレンジなどの柑橘類、シナモン、クローブ、そしてお砂糖をたっぷり入れて煮込んだもの。とっても甘いです。

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 山盛りのソーセージ。これだけ見るとドイツみたいですが、このソーセージはトュールーズのソーセージだそうです。中には、スモークのもの、コンテチーズが入ったものなど、種類も豊富。うーん、お腹が空いてきました。

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こちらは、タルティフレットというじゃが芋とベーコンとチーズを混ぜて焼いた料理。家庭ではオーブンでつくりますが、この大きなフライパンを見てください。美味しそう!!

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こちらは、ラクレットというフランスのチーズの料理。アルプスの少女ハイジなどで出てきますが、このチーズを火であぶって、溶けたところをドロ~ッと皿に盛り、ジャガイモや生ハム、ソーセージなどにかけて食べます。ちなみにラクレットというのは、チーズの名前です。
美味しいですが、かなり胃もたれする一品です。

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さて、小腹が空いていたので、ソーセージ1本(切ってくれました)と、ホットワインヴァンショーを注文しました。見た目はイマイチでしたが、美味しかったですよ。

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お腹は満たされたので、マーケット歩きを続けます。
こちらは、パン・ド・エピスというクリスマスに食べられるスパイスのたっぷり入ったケーキ(手前左側)、ガレット・デ・ロワという中にフェーブと言われる陶器の小さな人形が入ったパイ(手前真ん中)。これはクリスマスが終わった1月にフランス中で食べられます。

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こちらは、日本でもおなじみのカヌレですね。私はあまり好きじゃないので、フランスでは食べていません。カヌレボルドーのお菓子です。

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これは蜂蜜とジャムのお店。蜂蜜にはフルーツやスパイスなどのフレーバーがついています。お店の作りがおとぎ話の絵みたいで可愛いですね。

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こちらはコルシカ島産のスモークハムとソシソン(サラミのようなもの)。

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まだまだ他にもたくさんのお店が出ていました。帰るころには日も暮れてもう真っ暗。
クリスマス用のイルミネーションと高層ビルの明かりだけ見ていると、パリじゃなくて新宿とかにいるような気がしてきます。

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こちらがラデファンスのクリスマスツリー。今年は赤のデコレーションになっています。下にはペンギンと白クマのライティング。

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そして仮設のクリスマスシーズン限定レストランとバーもできていました。
メニューもそれほど高くはないので、今度、時間があったら来てみたいと思います。

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おまけ

こちらはショッピングモールの中のクリスマスデコレーションです♪

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パリのサロン・ド・ヴァン、ワインの祭典 (その2)

土曜日の夕方に来た時に超混んでいたので、また月曜に来るぞー!といって、月曜日のお昼に来てみたら、土曜日とは全然違いましたー。
人はいるにはいるけど、がらーんとしてて、土曜日の混雑が嘘みたい!
これなら試飲もたくさんできます。

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ただ、月曜日は最終日なので、販売者側にも疲れが出てきています。
沢山売れたブースは店じまい、とまではいかないけれど、それほど売る気がなくて人がいなかったり、せっかく試飲して美味しいなーと思っても、販売用のボトルがもう売り切れているなどなど。

そうはいっても、せっかくのワインの祭典なので、楽しんだもの勝ちです!

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サロン・ド・ヴァンを楽しむには、ワインの試飲ももちろんですが、なにかおつまみがあると断然テンションがあがります(笑
こちらは、フォアグラのバゲットサンドイッチ。フォアグラだけが挟まったシンプルなものですが、これを片手に試飲をすると、あら不思議♪
ワインの味が一気に変わりますよー。

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フォアグラのお供に試飲するのは、ボルドー貴腐ワイン、ソーテルヌなんかが定番でおすすめです。貴腐ワインは、白ワインの一種ですが、ブドウがある菌に感染して(といってもヨーグルト菌などの善玉菌です)、さらに糖度が上がって甘くなったものを使っているのです。ごく甘口のワインとして、よくデザートワインとして飲まれますが、フォアグラとの相性も抜群です!

ここのソーテルヌは、ビッグサイズのボトルが置いてありました。
普通サイズのスタンダード(750ml)、マグナムは1.5ℓ、そして一番手前は2.25ℓのマリー・ジュンまたは、3ℓ入りのダブルマグナムかもしれません。

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サロン・ド・ヴァンではワインとよく合う食べ物も売られています。
クリスマスの時期の一月前に開催されるということもあって、家族や友人へのクリスマスプレゼントにワインを買ったり、普通よりちょっと高級な食品を合わせて買ったりするという、まあ日本のお歳暮市みたいな感覚でしょうか。

 

こちらは、ジャンボン・フュメ(スモークハム)です。上からぶら下がっているのは、丸ごとで300~500€していますね。こういうのは専門のハムを取り付ける台があって、そこにこのハムを設置して、薄切りにするんです。(下の写真参照)

そこまでしなくても、という人は、もう少し小さい塊を買います。こちらも値段が高いほど、脂がのっていて味わいも深くなります。
たまに試食もさせてくれるので、立ち寄ってみるのもアリです。

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こちらは、鴨肉のマグレ。フォラグラ用に育てた鴨から、フォアグラ(肝臓部分)を取り出した後のお肉です。脂がたっぷりのっていて美味しいです。しかし、やはりここのはモノがいいこともあって、高いですねー。

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こちらは私でも手が届きます。フランス人の大好きなソシソン。
なんだ、サラミかーと思ったあなた、私も最初そう思いましたが、フランス人にサラミというと怒られます(笑
サラミは質の悪い肉を使っているけど、ソシソンは違うんだそうです。まあ、ほんとのところはともかく、フランスではよくおつまみとして食べられています。
一口サイズのものも売られていて、ワインのつまみにもピッタリ!!

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ところどころでワインを試飲したり、生産者の人に話を聞いたりしますが、フランス語は難しいので、話ははずまない(涙

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こちらは缶詰のパテやらリエット。そしてオリーブ。
ワインの試飲会にでてくるおつまみそのものといった感じですね。これらはフランスワイン定番のつまみといったところでしょうか。

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極めつけはこちら!
そうです、生ガキも売ってるんです。というか、その場で食べられる!

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フランス人は生ガキが大好き!クリスマスやニューイヤーになると必ず食べるご馳走なんです。でも、私は食べません!というのも、昔、日本で生ガキを食べてノロウイルスに感染したからです。日本の牡蠣は衛生状態もいいそうですが、それでもあたったわけですから、フランスのものはちょっと怖くていただけません。
でも、お腹に自信のある方はぜひ挑戦してください。

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ちなみにお値段はこちら。
6個入りで13€
6個入りプラス、白ワイン 15€
12個入り 26€
12個入りプラス白ワイン 28€
全てにパンとバター、それにレモンがついてます。
一番下にあるのは、クレジットカード払いOK!の文字。

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さて、今回のサロン・ド・ヴァンで買ったワインはこちらです。
全部で12本

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まず箱に入っているのは、ボルドーワイン。
右側がBordeau Superiur 2015 これを3本
左側はMilaud Montlabert 2011 こちらも3本

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そして、アルザスのゲヴェルツトラミネール。
Discheler Gewurztraminer  Cuvee Laurine 2015 これを2本
本当は3本買ったけど、1本は友達のディナーパーティーに持っていきました。

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そしてこちらは南フランス、トュルーズの近くのViellaという小さな村の甘口ワイン。
ソーテルヌに近いけれど、お値段は安いので3本買いました。

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寒い冬は暖かい家でまったりワインを飲むのがいいですね♪

パリのサロン・ド・ヴァン、ワインの祭典(その1)

この時期のフランスで行われるワインの一大イベント、それがワインの祭典、サロン・ド・ヴァンです。
パリ近郊にあるこの展示場では、毎年、多くの個人ワイン生産者たちが、パリにでてきて品評会を開いています。もちろん、一般のお客さんも入場が可能で、嬉しいことに試飲ができます!!ということで、ワイン好きにはたまらないイベントなのです。

今回は、11/30~12/4までの5日間、Porte de Versaille という駅すぐそばの展示場で開催されました。

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さて、こちらは土曜日の夕方に行ったときの写真なのですが、週末、土曜日のしかも夕方ということもあり、入場口はこの人だかりです。結局、入場まで15分くらい待ちました(笑。すごい人気。

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せっかく入場できても、人が多すぎてこのありさまです(涙

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入場口で受付をすませると、試飲用の小さなワイングラス🍷がもらえます。
これも毎年行っているので、かなりたまりました(笑
そして、このワイングラスホルダーは、首からかけるとワインを手に持たずに回れるというすぐれもの。こちらは2€で販売されています。

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とりあえず、このようにすべてのワイン個人生産者には番号が振られています。その数、全部で500くらいあるんじゃないでしょうか(数えてないけど)。

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会場内はとーっても広いです。まず、一番知っておくべきことは、フランスワインは生産地によって分けられています。なので、もちろん品評会でも、生産地別に色分けがされています。下の図を見るとお分かりのように、アルザスなら黄色、ロワールなら緑、ブルゴーニュならオレンジ、というように色分けがされています。

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では、さっそく看板を頼りに試飲を行っていきます。
たとえば、こちら。黄色なのでアルザスのワインです。Discheler Andreというのが、この生産者の方のお名前。


そして、Alsace GD CRUとありますが、これはGrand Cru(グラン・クリュ) のことで、このワイン畑が特級の畑であることを意味しています。グラン・クリュならすべて美味しいというわけではありませんが、値段などを決める上で参考になると思います。


また、最近ではBionomieと書かれているものもありますが、これはビオ・ワインのことで、ブドウ自体をオーガニックで栽培し、その上、ワインを作る過程で添加物をいっさい使用していないもののこと、だそうです。
確かに体には良さそうなんだけど、今まで、ビオ・ワインっていうとイマイチ味が落ちるというか、美味しいビオ・ワインに出会ったことがない、というのが正直な感想です。

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じゃあ、次行きましょう。
これは、ボルドーですね。Chateau le Barryというのが醸造元。要は数種類または一種類のブドウを混ぜてワインを生産する事業主です。そして、生産者は、Phillipe BRIEUXさん。シャトーとつくと、必ず醸造元を表します。

そして、Saint-Emilionはボルドーで一番有名な地区の一つ。もちろん値段もそれなりにします。そして、GDはグラン・クリュ、特級畑のこと。

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 さて、こちらはブルゴーニュワイン。ブルゴーニュは先日、小旅行で行ったので、少しなじみがあるような(笑)。
Domaine Rois-Magesは、ボルドーのシャトーのようなもの、つまり自分の畑でとれたブドウを使ってワインを作る醸造元のこと。
Anne -SophieさんとFelixさんがブドウの生産者。

RullyはBeauneの下にある小さな村です(この下の地図参照)。ここでは、RullyとBeauneの畑を持っている生産者が作ったワインということになります。
1ER CRUは、プロミーエル・クリュ、つまりグラン・クリュよりは格下になりますが、1級という意味になります。

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Beauneは地図の真ん中くらいにある町。

Rullyはここには地名が乗っていないけれど、Puligny-Montrachetの下の辺りにある小さな村です。濃いオレンジから赤色なので、特級から超特級クラスのブドウ畑があることがわかります。

 

アルザスワイン。スーッとしたボトルが特徴です。リースリングピノ・ノワールなどいろいろありますが、私が一番好きなのは甘口でフルーティーなゲヴュルツトラミネールです。といっても、生産者が違うと味も違う。いろいろなところで飲んでみて、自分の好きな味を見つけるのも楽しいです。

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超特大、ワインボトルのほぼ同じ大きさのグラス。こちらは、試飲用ではなく(笑)、カラフ(ワインの入れ物)の代わりとして使っていました。

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とにかく、ものすごい人だったので、あまり試飲はできませんでした。
こうなったら、最終日の月曜日にもう一度来よう!ということで、この日は早々と引き上げました。。

 

 

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タイのパイナップルライスのレシピ

ちょっと季節外れですが。。。

寒いときは、お部屋を暖かくして、トロピカルなタイ料理を食べて、南国気分に浸るというのはどうでしょうか。ということで、今日は、タイのパイナップルライスをご紹介します。


タイ パイナップルライスのレシピ

(3~4人分)
パイナップル 丸ごと1つを半分に割る
ご飯 3合分
鶏のモモ肉 1枚
卵 2個
ネギ 1本
ニンニク 大さじ1
トマト 1個
チリ 2本
カシューナッツ 1/4カップ
ライムまたはレモンの絞り汁 大さじ1/2
砂糖 大さじ1
ナンプラー 大さじ2
醤油 大さじ1/2

①パイナップルは半分に切り、フルーツナイフで周りに切り込みを入れながら、スプーンで中身をくり抜く。中身は一口大にカットしておく。外側は器に使うので、ペーパータオルなどで水気をふき取っておく。
②フライパンにサラダ油大さじ2、にんにく、チリ、ネギを入れて香りが出るまで炒める。
③鶏肉を加え、焼き色がついたら、溶き卵を入れて炒める。このとき鶏肉は端に寄せておく。
④トマト、カシューナッツ、ご飯を加え、しょう油ナンプラー、ライム、砂糖、コショウを入れてよく混ぜる。
⑤パイナップル、エビを加えて4,5分炒めてできあがり。

 

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