海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

サヴォア風チーズフォンデュを食べてみた

チーズフォンデュ、日本でも冬はよく食べますよね。
うちの母は、ホワイトソースにチーズをたっぷり溶かしたチーズフォンデュをつくってくれていましたが、これが絶品!!これにソーセージや、じゃがいも、パン、海老、ブロッコリーなんかもつけたりして、それをたっぷりのチーズですくって食べる。
あー、チーズフォンデュって美味しいなーと思っていたんですが。。。。

これをフランス人の夫に話したら、「えー!!ソーセージやじゃがいもをすくって食べる??それってラクレットと間違えてるよね。フランスのチーズフォンデュは、パンだけなの!!」と言われました。。。

まあどっちでも美味しければいいんですけどね。
とはいえ、本場のチーズフォンデュにも興味があったので、さっそく友達を呼んでチーズフォンデュの会を開くことになりました。

 

チーズフォンデュは、もともとサヴォア地方(フランスのアルプス地方)の名物料理だそうで、そこでつくられるコンテやカンタル、エメンタールなどのハードチーズをおろしたもの組み合わせて使ったり、ボーフォールチーズというサヴォア地方の独特のチーズを使います。

ちなみに今回は、カルフールチーズフォンデュ用のチーズがもうおろした形で売られていたので、それを使いました。

さて、フランスでは、ラクレット同様、チーズフォンデュは家庭で楽しむ人も多いので、卓上のチーズフォンデュセット(電気で温まるコンロ)を持っている人も多いです。今回は、友人がこのチーズフォンデュセットをプレゼントしてくれたため、これでフォンデュがいつでも食べられることになりました~(笑
太りますね、これは。。。

 

 

イシガキ産業 チーズフォンデュセット 15cm レッド 3866

イシガキ産業 チーズフォンデュセット 15cm レッド 3866

 

 

 さて、それでは作り方です。

 

サヴォアチーズフォンデュのレシピ♪

(材料 4~5人分)
コンテ、カンタル、エメンタールなどのハードチーズ 500g
ボーフォールチーズ(手には入れば) 500g
※もちろん、上記のチーズは日本では手に入りにくい、または非常に高いので、ミックスチーズでもOKです。
ニンニク 2片
バター 大さじ2
辛口の白ワイン 500~600cc (お子さんがいる場合は、少な目に)
荒挽きコショウ 少々
ナツメグ 少々
バゲット 2,3本または大きめのパン・ド・カンパーニュ

 

副菜として、ゆでたジャガイモ、生ハムやサラミ、野菜のディップやサラダなどがあるといいです。チーズがとてもくどいので、少しさっぱりしたものがあるといいです。


(作り方)
1.パンは一口大に切ってバスケットなどに入れておく。
2.チーズをすりおろすか、細めにスライスし、ニンニクをこすりつけたフォンデュ鍋に入れて、弱火でゆっくりと溶かす。残りのニンニクはみじん切りかすりおろして、鍋の中に入れる。
3.白ワインを加えて、ゆっくりと溶かし、ナツメグ、コショウを加えて味を整える。

あとは、専用のフォークにパンを刺して、チーズ液にくぐらせて、パクっと召し上がれ。

ちなみに、最後の方になってくると、チーズが底にこびりついてきます。
こうなったら、日本ではリゾットにするところですが、フランスでは卵を入れるそうです。卵を入れて、それをさらにパンの上などにかけて食べるらしい。
もう、お腹いっぱいすぎて気持ち悪くなりそうですけどね。

  

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さて、本場のチーズフォンデュを食べてみた感想は?
美味しかった!!パンだけじゃもったいないような気もしました。
チーズが美味しいので、いろいろ要らないと言われましたが、まあジャガイモとかトマトにつけても普通に美味しかったし。日本風にエビやソーセージがあってもいいなーと思いました。最後に卵を入れて食べるのは、オエっという感じでしたが、次の日に牛乳とご飯などを足してチーズリゾットなどにすれば、残さず食べられそうな気もしました。

結局、フランス風のチーズフォンデュでは、日本人の胃袋がもたないっていうことが分かりました(笑

シャンゼリゼ近くのイタリアンレストラン

久々にパリに戻ってきました。

だいぶ暖かくなっているのはいいんですが、花粉が凄いです。。
私は、日本でも花粉症なのですが、フランスの方が症状は重いみたいで、薬を飲んでいても辛いです。。。

 

それはさておき、久しぶりに友達と会うことになり、シャンゼリゼ近くでランチをしようということになりました。が、私が知らないだけかもしれませんが、シャンゼリゼ近くには、そこそこ安くて美味しいレストランというのが少ないんです。
そこで、いろいろ探してみてトリップアドバイザーで見つけたのが、ここ。
Charles de Gaulle Etoille駅からメトロで一駅乗ったTerne駅から徒歩4分。もちろんエトワールからも歩けます。

『LA FABBRICA』というイタリアンレストランです。
ブーランジェリーと書かれているので、一見レストランかな?と思って見過ごしがちですが、入ってみると、普通にレストランです。

 

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ここは、ランチタイムのセット(Formule)があります!
ちなみにドリンクは、ソフトドリンクの他に、ワイン(白、赤、ロゼのどれか)も選べます。
そしてパスタやピザ、カルパッチョなどから選ぶメインが一品。
そして、デザートとコーヒーがついています。
これで19.50€は、パリでは安い方です!!

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ちなみに私たちは予約をしていきました。12時からの予約でしたが、少し遅れて15分過ぎくらいになってしまいましたが、それは大丈夫。
1時を過ぎると店内は満席になっていました。地元のビジネスマンなどでけっこう賑わっていましたよ。

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ちなみに私のメインは、CRUDIOLAというトマト、ルッコラが入ったオリーブ油仕立てのパスタ。上にはチーズたっぷり。

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昼間からロゼ一杯頂けるのは、贅沢ですね!!

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デザートのティラミスもかなり量が多め。美味しかったですよ♪

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シャンゼリゼ付近でお得なランチをするには、ここはおススメです!

日本のお寿司と海外のお寿司の違い

先日、日本のお寿司屋さんのランチで、こちらの握り11貫と茶碗蒸し、サラダのセットを食べてきました。
ネタは、マグロにカズノコ、ネギトロ、鯵、甘えびなど、日本のいわゆる普通のお寿司でどれも美味しかったです♪
ランチセットということもあり、これで1,200円というのは、本当にお得だと思います。

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さて、このお寿司を食べているときに、たまたま、ポルトガルに出張中の旦那が食べたといういわゆる海外のなんちゃって寿司の写真が送られてきたので、比べてみてみましたが。。。。

いや、そもそも比べる必要もないのですが、比べてみると、やっぱり下のものは、私に言わせれば、鮨ではないですよね。。。

真ん中の巻物なんて、中に海老天が刺さってますね(笑
ネタもマグロとサーモン以外は、魚がない。。。アボカドやチーズを多用してごまかしています。ネタが少ない分、量で勝負なのか、と思いきや、これで4人分ということなので、量もそれほどない。

あ、もちろん海外でも日本人の職人さんが出しているお店もあります。
でも、外国人が普通に食べている寿司というのは、この写真のようなものがほとんどですフランスのチェーン店で食べる寿司もこれにソックリです。だから日本に来て、本物の鮨を初めて食べて、これは自分の食べている寿司じゃない!とか文句言う人もいるとかいないとか。。

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どっちがいいとか悪いとかではなく、(そもそも何が言いたいのかというと)もともとある国発祥の食べものでも、外国に渡ったら、その国の人が食べやすいようにいろいろアレンジされることって多いと思います。日本でも、外国発祥の料理を日本人の口に合うようにアレンジするのは普通に行われていますし。なので、それが悪いとも思いません。
でも、まあ本来のオリジナル料理として、本物の味を知ってみるというのは、私は結構好きなんです。もちろん自分が食べ慣れた日本風のアレンジが美味しいと思うこともあるし、その反対もあるけど。。
そうやって、本来のオリジナルとの違いを発見することも、海外食べ歩きの醍醐味のようにも思います。そんな視点でこのブログも続けていければいいなー、と思っております。

自宅で手打ちうどんのおさらい

先日、手打ちうどんセットが届きましたので、香川県で習ってきた手打ちうどんのおさらいをしてみました。こね鉢、 こま板(うどんを切る時に押さえる板)、麺切包丁、めん棒、めん台、そしてDVDもついています。
こね鉢はなくても、大きなボウルでなんとかなりますが、やはり麺切包丁やこま板はあった方が便利だと思います。

豊稔企販 家庭用麺打セットA そば・うどん麺打入門DVD付 A-1230

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 ということで、さっそくうどんの生地作り。

小麦粉(中力粉)は、讃岐すずらんを使いました。
もう、うどん作り体験から少し時間が経っていたので、細かいところは結構忘れていました(笑
塩水を入れて、さっくりとそぼろ状になるまで、すばやく混ぜ合わせます。
そして、だんだんとまとめていき、まとまったら団子状に一つにします。

次は足踏み。
大き目のビニール袋に入れて、20回を3セットで踏んでいきます。
踏むにつれて、生地の表面がツルツルとなめらかになっていくのが分かります。
たくさんだと大変ですが、今日は小麦粉300gだけなので、かなりらくでした。
できたものは、また団子状にまとめて、ビニール袋に入れます。
冬は、3時間以上寝かした方が良いそうなので、とりあえず一晩寝かしておきました。

 

翌日は、うどんの延ばしにかかります。これが結構大変です。
片栗粉で打ち粉をして、台の上で延ばしていきますが、力を入れてもなかなか延びていきません。最終的には2,3mmの厚さになるようにするのですが、素早く延ばさないと、うどん生地の表面が干からびてきてしまうので、ここは体力勝負!!

頑張って延ばしたら、次はカットです。
カットも慣れていないので、太さがそろわずなかなか大変です。
でも、こま板と麺切包丁があったので、少しは助かりました。

 

ジャーン!!
自家製、手打ちうどん 一回目♪ 

 

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天ぷらをあげて、冷やしぶっかけにしてみたり。

器がラーメンどんぶりですが、そこはご愛敬で(笑

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きつねうどんにしてみました。

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やっぱり手作りのうどんは、モチモチ感とツルツル感がたまりません!!
本当に美味しいです。
次はもうすこしうまくできるようになりたいなー。
あと、そば打ちにも挑戦してみたいです(笑

 

 

デパートのレストラン街で、石焼ビビンパランチ

今日のランチは、デパートのレストラン街に入っている韓国料理屋さんに行ってきました。
サムゲタンやチゲ鍋は家でも作れますが、石焼ビビンパは石焼のお皿がないので、外で食べるに限ります(笑
でも、最近ホットプレートでできるというレシピを見つけたので、そのうちそれもやってみようかなー、と思ってます。

 

さて、こちらは日替わりランチいろいろありましたが、お目当てはやはり石焼ビビンパ。ランチはセットメニューがあるので、スープ付きで900円です。

他にも、スンドゥブチゲ、ユッケジャンスープ、コムタンスープ、冷麺、プルコギ定食などもありました。

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わーい!!熱々の石焼ビビンパ!の到着です。
ジュージューと熱い石鍋で、ご飯と具材とコチュジャンをグニグニと混ぜると、ちょっとご飯が焦げる香ばしい香りがたまりません。。

美味しかった~。ごちそうさま。

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パンプディングのレシピ

今日は、残った食パンを使ったおやつ、パンプディングのレシピをご紹介します。
日本では、パンプディングと呼ばれますが、英語ではブレッドプディングです。
残り物のパンを使ったおやつとして、フレンチトーストなどと同様によく作られます。
これだけでも十分美味しいですが、メイプルシロップやカラメルソースをかけたり、生クリーム、カスタードクリームなどを添えたりしても良いそうです。

 

では、レシピです。

(材料)
卵4個
牛乳 600cc
砂糖 大さじ6
食パン 3枚
バニラエッセンス 少々
干しブドウ 適量

(作り方)
①オーブンは210度に予熱しておく。
②ボウルに卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを加えてよく混ぜる。
③干しブドウはぬるま湯で戻しておく。
④食パンを5センチ角にくらいに切って、耐熱皿に敷き、②の卵液をまわしかけて、30分くらいつけておく。
⑤干しブドウを加えて、200度のオーブンで20分、さらに170度で10分ほど焼きます。

出来上がり♪

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京王プラザホテルでレディース懐石ランチ

平日限定のお得ランチ、今日は実家の両親と京王プラザホテル『みやま』でレディース懐石に行ってきました。

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レディスランチは、一の膳の先付、そして二の膳のお料理、ご飯と赤だしのお味噌汁、さらにデザートとコーヒーまたは紅茶付きです!これはお得♪
私は、レディスランチにしてみました。

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さらに、お隣のお寿司屋さんの『八一』のレディス鮨御膳も『みやま』で注文することができます。お値段は少し上がりますが、お寿司の方も美味しそう。
母はこのレディス鮨御膳を注文しました。

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父は、レディスセットは頼めないので、こちらの寒椿御膳にしていました(笑。

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外の景色を見ながらのんびりランチ♪
女性客がやはり多いです。

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こちらは、レディスセットの一の膳の自家製豆腐と魚の南蛮漬け。
リンゴ酢を使ったスッキリとした食前ドリンクも美味しい♪

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こちらは、レディスセットの二の膳。
たくさんのお料理が少しづつ頂けるのが嬉しい!
そして、この盛り付け♪ やっぱり懐石ランチの盛り付けはセンスがよくて、学ぶところが多いです。テンションも上がります。

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青菜ご飯と赤だしのお味噌汁。これも美味し~。

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デザートは、お汁粉と季節のフルーツ。あー幸せ♪

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ちなみにこちらは、母が注文したレディス鮨御膳。
天ぷらやお魚の西京焼きもついています。

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こちらは、寒椿御膳。
一の膳は、レディスセットに似ています。

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二の膳は、やかりこちらの方が少し豪華でしょうか。

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デザートは抹茶プリンです。

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贅沢な懐石ランチをお得なお値段で楽しめて、ホテルのランチもやっぱりいいですね。
日本の滞在も残り少なくなってきましたー。