海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

ヨルダンのペトラ遺跡に行ってきました! 前編

ここ、どこかわかりますか?

ヨルダンのクイーンマリア空港です。
旦那が仕事でヨルダンに行くことになり、ヨルダンは行ったことないし行ってみたい~!ということで、一緒についてきてしまいました(笑

ヨルダンといえば、シリアに近いし、観光で行って大丈夫なの?誘拐されないの?とか、周りの人に少し心配されましたが、シリアの国境近くに近づかなければ比較的安全な国のようで、観光客もかなりいるよ、と現地の方から情報をもらい、行くことにしました。
しかも、日本人はヨルダンには観光ビザで3か月滞在できます。日本企業がたくさんヨルダンに出資してるんでしょうね。ヨルダンにとって日本は友好国だ、というのは初めて知りました。

 

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ヨルダンといえば、そう、ペトラ遺跡インディージョーンズシリーズの最後の聖戦のロケ地にもなったところで、死ぬまでに一度は行きたい世界遺産の一つでした。
あとは、死海も有名な観光地の一つですね。

ヨルダン到着は夜だったので、次の日の早朝にペトラ遺跡に向かうことにしました。
本当は、アンマン市内からペトラ行のバスがあるので、それを予約していたのですが、手違いで一人分しか予約できていなかったとのこと。そして、バスは満席。。。
お金は高くなるけれど、旦那の仕事の関係で、二人で行けるのはこの日しかない。
ということで、あきらめて個人チャーターのタクシーで行くことになりました。タクシー料金は、ホテルで手配してもらって2万円ちょっとです。
アンマン市内からペトラまで片道約3時間、そして現地で待機してもらう時間も含めると、まあ妥当な金額ですかね。
ちなみに1ヨルダンディラームは160円、観光客にとっての物価は結構高いです。

 

朝6時にアンマンを出発します。車窓から眺める日の出です。

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途中、本当に何もない砂漠の中を走ります。
たまに小さな町があって、トイレ休憩をしてもらいました。

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タクシーの運転手さんの名前はガブリエルさん。英語が上手で、アメリカにも何回も行ってるそうです。タクシーの中では、眠さに負けて爆睡。。。

そしてペトラ遺跡到着です!ここでタクシーを降りて、ガブリエルさんには近くに待機していてもらいます。ペトラはだいたい3時間から5時間くらい。すごく広いからゆっくり見ておいで、と言われて、いざ出発。

 

この中にチケットオフィスがあります。
ペトラ遺跡の入場料は50JD(6000円くらい)です。高い~。
タクシー代も合わせるとかなりの出費。でも、どうしても見たかった場所なので、ここは仕方なく払います。

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 中に入ると、こんな感じ。
日差しはかなり強いですが、乾燥しています。気温は29度。
見どころはたくさんありますが、とにかく広いので先を急ぎます。
このペトラ遺跡は、二千年以上もの昔、古代のナバタイ人という民族によってシャラ山の中心に建てられた大きな町です。このナバタイ人は貿易を生業としていたので、このペトラは古代メソポタミアやエジプトを結ぶ貿易の重要な拠点だったのです。
そして、今でもこの広大な遺跡の90%は未発掘だそうで、ところどころでまだ発掘工事が行われていました。

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シークというペトラの都市部につながる峡谷にやってきました。
巨大な裂け目の中をひたすら歩いていくわけですが、本当にすごいところに来たなー!と感動!朝早いので、それほど観光客はいませんが、ロバ乗りたちが必至に客引きをしてきます。この先はまだ遠いよー、ロバに乗れば楽ちんだよ~♪ たった20ディラムだよ~。などなど、手を変え品を変え、声をかけられます。
ちなみに、事前の下調べでは、このロバや馬車に乗ると、最初に言われた額ではおさまらず、チップを要求されるので2倍は覚悟しておくように、と書かれていました。
これ以上の出費は、ちょっと痛いので、ロバは断固としてお断り。
頑張って歩きます!!

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シークの岸壁には、いろいろな彫刻がありました。この先に宝物殿に繋がっていて、宗教的なもののようです。

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さて、エル・ハズネと言われる宝物殿です!!
シークの狭い道からこのエル・ハズネが急に見えてくると、なんか本当に神秘的なものを発見したみたいでワクワクします。宝物殿の中には入れませんが、高さは約40m、本当に壮大です。

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ここは観光客もたくさん。そして観光客目当てのラクダやロバひきたちが、たくさん待機しています。

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ラクダ、可愛い♪

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先を進みます。ちなみに、ここに来る予定のある方は、ペットボトルの水、食料を少し用意しておいた方がいいです。乾燥しているけれど、たくさん歩くのでやはり喉が渇きます。中にはレストランやショップもあるけれど、やはり観光地の値段設定です。
ここまでで、もう1時間。あっという間に時間が過ぎます。

さて、この後はファサード通りという岩のお墓が並んでいます。

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そして、古代の劇場。収容人数は約4000名だそうです。岩山を掘削した劇場としては、珍しいものだそうです。

 

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そして、こちらもお墓。

ここまでは良かったんです。この後、地獄の後編に続きます。。。

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