皆さんはボーン(Beaune)という町を知っていますか?
私もこの間行くまで全然知らなかったのですが、ワイン好きの人なら知ってる人もいるかもしれませんね。ブルゴーニュワインの産地の一つです。そしてこのボーンの周りに有名なブルゴーニュワインの産地が連なっています。
ロマネ・コンティやコルトン・シャルルマーニュなどといった名前はワイン通の方でなくても聴いたことがあるかもしれませんが、超高級ワインです。そのほかにも、モンラッシュ、モルソー、シャンベルタンなどの有名ブルゴーニュワインの産地が並んでいます。
さて、ここがボーンという小さな町(村?)の中心です。
町の中心にある15世紀に作られた病院(ホスピス)を見学しました。この病院は百年戦争のさなかに二コラ・ロラン氏が病気やケガに苦しむ貧しい病人の救済施設として建てたものです。中には多くの家具やタペストリー、ゴシック様式のチャペルなどもあります。また、このホスピスは患者たちなどから寄贈されたワイン農場などを持っており、その一級格付けのワインを売ることで経済的にも自立していました。
観光の後は、ボーヌの町のバーで、チーズと生ハムを摘まみながら、ワインを楽しむことにしました。ここはボーヌの中心地にあるLe66という名前のバーです。外はけっこう冷えるので、中の席に。
左手が生ハムの盛り合わせ、真ん中がフォアグラのパテ、そして右がチーズプラターです。美味しいけど、野菜はどこ??と思うような炭水化物と脂肪だけの食事ですね(笑
まあ、たまにはいいでしょう。あんまり考えないことにします。
そして、白ワインを注文。もちろんブルゴーニュ産です。一杯目はシャルドネ、二杯目はモルソー。明日は、ワイナリー巡りに行ってきます!