海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

パリのサロン・ド・ヴァン、ワインの祭典 (その2)

土曜日の夕方に来た時に超混んでいたので、また月曜に来るぞー!といって、月曜日のお昼に来てみたら、土曜日とは全然違いましたー。
人はいるにはいるけど、がらーんとしてて、土曜日の混雑が嘘みたい!
これなら試飲もたくさんできます。

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ただ、月曜日は最終日なので、販売者側にも疲れが出てきています。
沢山売れたブースは店じまい、とまではいかないけれど、それほど売る気がなくて人がいなかったり、せっかく試飲して美味しいなーと思っても、販売用のボトルがもう売り切れているなどなど。

そうはいっても、せっかくのワインの祭典なので、楽しんだもの勝ちです!

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サロン・ド・ヴァンを楽しむには、ワインの試飲ももちろんですが、なにかおつまみがあると断然テンションがあがります(笑
こちらは、フォアグラのバゲットサンドイッチ。フォアグラだけが挟まったシンプルなものですが、これを片手に試飲をすると、あら不思議♪
ワインの味が一気に変わりますよー。

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フォアグラのお供に試飲するのは、ボルドー貴腐ワイン、ソーテルヌなんかが定番でおすすめです。貴腐ワインは、白ワインの一種ですが、ブドウがある菌に感染して(といってもヨーグルト菌などの善玉菌です)、さらに糖度が上がって甘くなったものを使っているのです。ごく甘口のワインとして、よくデザートワインとして飲まれますが、フォアグラとの相性も抜群です!

ここのソーテルヌは、ビッグサイズのボトルが置いてありました。
普通サイズのスタンダード(750ml)、マグナムは1.5ℓ、そして一番手前は2.25ℓのマリー・ジュンまたは、3ℓ入りのダブルマグナムかもしれません。

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サロン・ド・ヴァンではワインとよく合う食べ物も売られています。
クリスマスの時期の一月前に開催されるということもあって、家族や友人へのクリスマスプレゼントにワインを買ったり、普通よりちょっと高級な食品を合わせて買ったりするという、まあ日本のお歳暮市みたいな感覚でしょうか。

 

こちらは、ジャンボン・フュメ(スモークハム)です。上からぶら下がっているのは、丸ごとで300~500€していますね。こういうのは専門のハムを取り付ける台があって、そこにこのハムを設置して、薄切りにするんです。(下の写真参照)

そこまでしなくても、という人は、もう少し小さい塊を買います。こちらも値段が高いほど、脂がのっていて味わいも深くなります。
たまに試食もさせてくれるので、立ち寄ってみるのもアリです。

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こちらは、鴨肉のマグレ。フォラグラ用に育てた鴨から、フォアグラ(肝臓部分)を取り出した後のお肉です。脂がたっぷりのっていて美味しいです。しかし、やはりここのはモノがいいこともあって、高いですねー。

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こちらは私でも手が届きます。フランス人の大好きなソシソン。
なんだ、サラミかーと思ったあなた、私も最初そう思いましたが、フランス人にサラミというと怒られます(笑
サラミは質の悪い肉を使っているけど、ソシソンは違うんだそうです。まあ、ほんとのところはともかく、フランスではよくおつまみとして食べられています。
一口サイズのものも売られていて、ワインのつまみにもピッタリ!!

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ところどころでワインを試飲したり、生産者の人に話を聞いたりしますが、フランス語は難しいので、話ははずまない(涙

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こちらは缶詰のパテやらリエット。そしてオリーブ。
ワインの試飲会にでてくるおつまみそのものといった感じですね。これらはフランスワイン定番のつまみといったところでしょうか。

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極めつけはこちら!
そうです、生ガキも売ってるんです。というか、その場で食べられる!

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フランス人は生ガキが大好き!クリスマスやニューイヤーになると必ず食べるご馳走なんです。でも、私は食べません!というのも、昔、日本で生ガキを食べてノロウイルスに感染したからです。日本の牡蠣は衛生状態もいいそうですが、それでもあたったわけですから、フランスのものはちょっと怖くていただけません。
でも、お腹に自信のある方はぜひ挑戦してください。

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ちなみにお値段はこちら。
6個入りで13€
6個入りプラス、白ワイン 15€
12個入り 26€
12個入りプラス白ワイン 28€
全てにパンとバター、それにレモンがついてます。
一番下にあるのは、クレジットカード払いOK!の文字。

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さて、今回のサロン・ド・ヴァンで買ったワインはこちらです。
全部で12本

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まず箱に入っているのは、ボルドーワイン。
右側がBordeau Superiur 2015 これを3本
左側はMilaud Montlabert 2011 こちらも3本

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そして、アルザスのゲヴェルツトラミネール。
Discheler Gewurztraminer  Cuvee Laurine 2015 これを2本
本当は3本買ったけど、1本は友達のディナーパーティーに持っていきました。

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そしてこちらは南フランス、トュルーズの近くのViellaという小さな村の甘口ワイン。
ソーテルヌに近いけれど、お値段は安いので3本買いました。

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寒い冬は暖かい家でまったりワインを飲むのがいいですね♪