クリスマスのパリは一年で一番ガラガラな日です。多くのパリジャンは実家でクリスマスを過ごしますし、残っている人たちも多くは家でクリスマスを祝います。一部の観光客を除くとパリにはほとんど人がいません、ということで、私と旦那はクリスマス・イブの観光地巡りをすることにしました(笑
まずはシャンゼリゼ通り。奥にあるのが凱旋門です。
夜7時くらいですが、交通量はいつもの半分以下です。この日のパリは気温9度。いつもに比べるとかなり暖かいです。
道にはまだ結構人がいます。ほとんど観光客でしょうか。
冬季限定の観覧車。こちらもガラガラですぐ乗れます。乗らないけど(笑
フランクリン・ルーズベルト駅近くから始まるブランドショップ通り、Avenue Montaigneは、イルミネーションが一段と綺麗です。ここも普段はすごい人通りですが、今日はとっても静か。お店もほとんどもう閉まっています。
まずは通りの入り口にあるグッチのショーウインドウ。ゴテゴテの洋服が飾られてます。
こちらはディオール。ビル全体を風船でデコレーションするデザインがポップで明るい印象を与えてくれます。
こちらはディオールのショーウインドウ。
お隣はシャネル。
こちらはシャネルのショーウインドウ。やっぱりハイセンス!
こちらもシャネル。ゴージャスでレトロなファッションは、どこか偉大なるギャッツビーの映画を思い出すような。
きらびやかなAvenue Montaigneを後にして、セーヌ川沿いに向かいます。
右がマリーアントワネットが幽閉されていたコンシェルジュリー。隣はパリ商工裁判所のレジストリー。特にクリスマス感はありませんが、夜景は綺麗でした。
さて、お腹もすいてきたので、モンパルナス近くのクレープ屋さんで夜ご飯にします。
ここは、メトロEdgar Quinet駅からすぐのクレープ屋さんだらけの通り Rue d'Odessaにあるクレープリー Le Flibustierです。
店内は狭いけれど、ブルターニュの漁師をイメージさせる海のインテリアがなかなか可愛らしいです。
さっそくシードル(BRUT)を注文。シードルには甘口(DOUX)と辛口(BRUT)があって、私はどちらも好きですが、辛口の方がおかず系のクレープには合う気がします。
甘口は発酵時間が短くて糖(甘さ)が分解されずに残っている状態で、甘口(DOUX)をさらに醗酵させると辛口(BRUT)になるようです。
旦那のクレープは、Paytanne。ベーコン、卵、玉ねぎの入ったオーソドックスなガレット。
私は、Auvergnate(くるみ、ブルーチーズ)という少し変わったガレットにしてみました。美味しかったけど、最後はブルーチーズがくどすぎて完食できませんでした。
デザートは、カフェグルモンというコーヒーとデザートの盛り合わせを注文しましたが、これはイマイチ美味しくなかった。普通に甘いクレープを頼めばよかったです。
この後は、クリスマス・イブのノートルダム大聖堂に向かいます。