クレープの後は、ノートルダム大聖堂に向かいます。
こちらはノートルダムの目の前にあるパリ警視庁。クリスマスだからなのかどうかはわかりませんが、フランスのトリコロールカラーにライトアップされています。
ノートルダム大聖堂前。
ここはイブのミサもあるし、観光客もたくさんいたので、普段よりも混んでいました(笑。しかもセキュリティーチェックがすごく厳しくて、バッグを開けて見せるだけではなく、一人ひとりボディーチェックもされました。
大きなクリスマスツリー。ライトアップはちょっと手抜きな感じですが。。
では、大聖堂の中に入ります。
おー、明るい。いつもは暗い聖堂内ですが、今日はミサもあるので、中の照明がついていて、とても明るいです。そして、クリスマスのデコレーションもところどころにあって、やっぱりキリスト教一番のお祭りの日という気合が伝わってきます。
こちらはミサのスケジュール。今日はクリスマス・イブなので、夜中までミサが行われます。
ミサに来た信者の人たちで席はほぼ満席状態。そして、周りには私たちのような観光客がうろうろしているといったかんじです。正面には有名なバラ窓が見えています。
下の説明は、ノートルダム大聖堂ができてから現在の形になるまでの様子を展示したもの。説明書きもついていました。なかなか興味深かったので、ご紹介します。
増築工事が繰り返されて現在の複雑なノートルダム大聖堂ができあがるまでや、西正面のファサードと呼ばれる正面玄関の装飾は途中から建てられたこと、シンボルともいえる屋根の塔は一番最後に追加されたことなどが分かります。
なんだかとっても厳かな雰囲気です。
こちらはクレッシュ(Crèche)と呼ばれるイエス・キリストが誕生した場面を再現したもの。一般の家庭でもクリスマス・マーケットなどで買った小さな人形を飾ったりしていますが、教会ともなるとこのクレッシュもとても立派。しかもノートルダム大聖堂だけあって、クレッシュはキリスト生誕の場面に限らず、昔のパリの人々の暮らしを再現した一大ミニチュアのようになっているんです。
しかも一部は電気仕掛けになっていて、人形や小物が動くので、子供たちも大喜び。
まずこちらはキリスト生誕の場面。
中世の教会と町の人々。
これは昔のパン屋さん。
風車のある家や、オレンジの屋根などから、どうやら南フランスの田舎の風景のようです。
これはマルシェの様子でしょうか。
ミサが始まりました。パイプオルガンの演奏とコーラスが始まりました。
写真には写っていませんが、白と金の装束をまとった司祭たちが、丸いボウルのようなもの(お香だそうです)をぶらさげて、お清めのために聖堂内を回ります。
そして真ん中の祭壇にたってミサの説教が始まりました。最初の挨拶は、フランス語、英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語の五か国語。日本語はありません(笑
ところどころに見られるクリスマスの飾り。
普段とは違うノートルダムが見られて、なかなか良かったです。
ノートルダムを出てセーヌ川を渡り、オテル・ド・ヴィル(パリ市庁舎)にやってきました。正面にはクリスマスデコレーションがあって、夜のライトアップもされているので、とても綺麗です。年によっては、ここにスケートリンクが設置されるのですが、今年はやっていないので、ガラガラです。
こちらは市庁舎の向かいにあるBHVというデパート。
この後は、ギャラリー・ラファイエットに向かいます。