海外食べ歩きブログ(レシピ付)

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ベルリンの壁 イーストサイドギャラリーを歩く

オーバーバウム橋を渡りました。外の気温は1度ほど。寒いです~。。。。

この先が、ベルリンの壁の跡を残して、アーティストたちに開放されたオープンギャラリーとなっているイーストサイドギャラリーです。この壁は、全長1.3Kmもあるので、全部歩くといい運動になります(笑

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さてここからがイーストサイドギャラリーです。
落書きが多すぎてわかりにくいですが、よく見るとEAST SIDE GALLERYの文字が。それにしても落書きが多い。

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さて、お隣からギャラリーが始まっています。
STAR WARSをもじったF〇〇K WARSのデザイン。東西分裂時代に対するメッセージです。クリムトの接吻のコピーしたものもありますね。

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この壁には、ベルリンの壁崩壊を平和と人権の象徴とし、この平和が続くことを願ったメッセージが書かれています。

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これも権力や圧政に対する反対を表しているのでしょうか。政治家らしき人たちが囚われて、今までの圧政の代償を払うというようなメッセージのように見て取れます。

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こちらも戦争の苦しみを表しているのでしょう。

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戦争というテーマを描いた暗い作品が多いですね。こちらは家族を失って悲しむ人々でしょうか。

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やっと少し明るい作品が現れました。平和を願う少女と女性、壊れた壁、そして豊かな自然が描かれています。

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ビックリするほどたくさんの落書きがありましたが、これでもボランティアの人たちが消して綺麗にしたんだとか。だれが落書きするのかわかりませんが、やめてほしいですね。

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こちら、真ん中にいるのはキリストなんでしょうね、きっと。こちらも平和を願う作品。

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これは、このイーストサイドギャラリーで一番有名な作品です。独裁者のキス、と呼ばれているそうですが、旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー書記長のキスシーン。これは旧ソ連旧東ドイツが密接な関係にあったことを揶揄するものだとか。私はてっきり壁の崩壊に歓喜して喜びのあまりにキスしたというものかと思っていました。

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さて、この後もシュールな作品が続きます。ダリを思わせるようなこの作品。細い糸で操られた死者たちは、圧政に操られて戦死した市民を表しているのでしょうか。

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こんな作品もあります。モスクワ、中国、どこでも、ベルリン。と描かれていて、どの絵にも壁が書いてあります。これも共産主義と壁に対する反対の意が込められたメッセージのようです。

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平和のシンボルである鳩が、ブランデンブルグ門を運んでいます。

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ちょっと一休み。シュプレー川の方に行ってみました。川の向こう側には立派なホテルが見えます。

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向こうにはオーバーバウム橋。あそこから歩いてきたんだー!
もっと暖かくなったら、きっとこの辺りにもビアガーデンがたくさん出て、みんながビールを飲みながらワイワイガヤガヤ騒ぐんでしょうけど、寒い冬はシーンとしています。

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作品はまだまだ続きます。これはピカソのような感じの絵ですが、たくさんの顔が繋がっていて見ているうちに酔いそうになってきます。

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多くの観光地で見られる南京錠がたくさんつけられた柵。

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日本を表現したアートもありました!五重塔が4つになっていましたが(笑

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このほかにもたくさん作品がありました。途中にはミュージアムやお土産屋さんもあり、旧東ドイツ軍の制服や、おもちゃのパスポート、壁のかけら(こちらは、20年ちかくたっているのにまだ残っているのかは不明ですが)などが売られていました。
ベルリンの壁を見たければ、このイーストサイドギャラリーをお勧めします。