今日は、ベルリン観光最終日。午後のフライトでパリに帰りますが、午前中はまだ時間があるので、カイザー・ヴィルヘルム教会のあるブライトシャイト広場までやってきました。またもやクリスマス・マーケットです。いたるところでやっています。
木彫りの兵隊さんやサンタクロース。
こちらはクリスマスツリーにつける飾りいろいろ。
アーチの形の飾り。切り絵のようなデザインが可愛らしい。
もちろんソーセージやカリーヴァルスト(カレー味のソースがかかったソーセージ)もあります。
こちらはフルーツのチョコレートがけ。左はリンゴ飴ならぬリンゴチョコレート、真ん中はグレープチョコレート、そして左がバナナチョコレート。
そして、クリスマス・マーケットの中心には、カイザー・ヴィルヘルム教会があります。この教会は第二次世界大戦の空襲で破壊されたままの姿を残し、二度と戦争を起こさないように戒めるためのメモリアルなんです。ヴィルヘルムは、ドイツのヴィルヘルム皇帝からきています。
旧教会の内部は狭いけれど、当時のモザイク画がそのまま残されています。こちらは天井のモザイク画。
そしてキリストの像。
このモザイク画の中には、ヴィルヘルム皇帝と妻のアウグステ・ヴィクトリアを描いたものもあります。奥には、この教会ができてから、空襲で半壊状態になるまでの歴史が展示されています。
さて、旧教会の目の前に建てられた新カイザー・ヴィルヘルム教会は、終戦後にエゴン・アイアーマンという建築家によって設計された現代建築の教会。
中に入るとこの通り。壁一面がコンクリートに青いガラスが埋め込まれています。こちらのガラスは、フランス人のステンドグラス制作者、ガブリエル・ロワールによって作られました。
祭壇の手前では、子供たちがクリスマスの夜に演じる劇の練習をしていました。
こちらはパイプオルガンです。5000以上のパイプを持つこの現代的なオルガンは、カール・シュッケ・ベルリン・オルガン製作所によって製作されました。多彩の音色をもつというこのオルガンのコンサートを聞いてみたかったです。
さて、カイザー・ヴィルヘル協会の後は、ホテルのあるFehrbelliner Platz駅のすぐそばにあるこちらのPark cafeというレストランで軽いランチを食べてから空港に向かうことにしました。ここはプリューセンパークという大きな公園に隣接しているので、夏なら開放的で素敵なカフェでしょうが、冬は寒々しかったです。
お昼時ということもあって、中はまあまあ混んでいました。
こちら、ベルリナーヴァイセというベルリンのビール。アルコール度数は約3%で、酸味が強い白ビールなので、赤シロップを加えて飲むそうです。私は結構好きでしたけどね、この味。友達は、オエーッって言ってました(笑
まずは、ポテトスープの中にソーセージがゴロゴロ入っているものを注文しました。これとパンだけでも十分お腹いっぱいになります。
そして昨日に続いてソーセージたっぷりのメイン。これを二人で半分ずつ食べましたが、お腹はち切れそう。
寒かった冬のベルリン旅行も終わりです。やっぱりヨーロッパは夏がいいですね。