リュクサンブール美術館の後、時間があったので、周辺を少し散歩することにしました。まずはリュクサンブール公園内を歩きます。
ここはリュクサンブール宮殿、現在は政府の行政機関として使われているので、一般公開はされていませんが、立派な建物です。
まだまだ寒いパリ。せっかくのリュクサンブール公園もなんだか冬景色で殺風景ですね。ここは、5,6月に来ると花畑になっていてとても綺麗なところなんですが、残念。
さて、足を延ばしてパンテオンの方まで行ってみました。
パンテオンは、昔、中に入ったことがありますが、フランスの歴代の有名な作家、画家、政治家などが祀られている、いわゆる有名人たちのお墓です。パンテオンの中は一回行ったらもういいのでパスしましたが、外観はやはり素晴らしいです。
周辺を歩くだけでも絵になりますね。
パンテオンの隣にあったこちらの教会、聖エティエンヌ・デュ・モン教会というそうですが、こちらも素晴らしい建物です。
一度も訪れたことはなかったのですが、今回は中に入ってみることに。
中に入ってビックリ!!とても素敵な内装なんです。
特に、祭壇前の中二階のような階段部分の装飾は珍しいと思います。
この中二階のことをフランスではジュペというそうで、これがある教会は、フランスではここだけということです。
ということは、すごい価値のある教会!なのに、ひっそりとしています。
あまり観光客が来ないエリアにあるせいですかね。
装飾のすばらしさにも圧倒されました。
こちらの棺の装飾も素晴らしいです。
ステンドグラスの上の飾り窓もクローバーのような独特の形をしています。
教会内のステンドグラスが素晴らしいのは、フランスの他の教会も同じなんですが、何度見てもきれいですね。
こんな素敵な教会がカルチェラタンにあるとは知りませんでした。
リュクサンブール公園やパンテオンに立ち寄られる際は、こちらの教会もぜひ一緒にご覧になってみてください。