マルセイユから車で30分、電車で45分ほど東側に行ったところにあるキャリー・ル・ルエ(Carry le Rouet)という別の小さな港町に行ってきました。マルセイユの近くには、こうした海岸や自然に風景に恵まれた場所がたくさんあるそうです。今回は、マルセイユ在住の旦那の友人夫妻が、この港町に連れてきてくれました。
小さな落ち着いたヨットハーバーがありました。天気がいいので、眺めもいいです。
フランスの海沿いの港町によくある風景です。
さて、お楽しみのランチタイム。冬でも日差しがかなりあるので、晴れていれば外で食事をする人も多いです。これも南仏のマルセイユだからできることですね。
地元の魚料理をメインにしているレストランが多いです。
Peche Local というのは、地元の漁師さんから仕入れた魚という意味でしょうか。
エスパドンは日本語だとメカジキ、Pageotは真鯛のことだそうです。フランスは日本に比べると、魚、シーフードが本当に高いです。地元のレストランでもこの値段ですが、地元の場合は新鮮、量が多いなどやはりいいことが多い。パリの場合は、もっと高くなるし、鮮度、量ともに落ちていきます。
とりあえずお腹もすいたので、このレストランに入って、太陽がさんさんと降り注ぐテラス席に座りました。
こんな感じ。やっぱり南仏は明るいですねー!!
そして、モナコというビールをシロップで割ったドリンクを注文。
気分はもう夏です。
そして、本日のおススメです。
私がメインに選んだのは、こちら。おススメ看板の上から三つ目、漁師の魚のタルタルセット(とでも訳すんでしょうかね)。マグロ、エスパドン(メカジキ)、サーモン、ホタテ貝の四種類のタルタルとフライドポテト、サラダがつきます。
魚は全部、新鮮で、タルタルの味付けも美味しかったです!!
フランスで、こんなに美味しい刺身が食べられるなんて、感激です。
旦那が選んだのはこちら。看板の一番上の魚とシーフードの盛り合わせ。
皿の上にフライドチキンの様にのっているのは、Rouget ルジェという魚、さらにマグロ、ホタテ、海老、メカジキ、ムール貝などがついています。
はっきり言って、これで33€は安いと思います。パリでは絶対この値段では食べられない。
ということで、鮮魚の盛り合わせに舌鼓を打ち、その後は、腹ごなしのお散歩です。
キャリールルエは海岸沿いの小さな町なので、港の横からすぐに岸壁沿いに歩くコースに出られます。
こちらの岸壁を登って降りていくと。
こんな穏やかな海が見られます。
小さな波しぶき。
日差しがとっても眩しい。
かなり遠くまで歩いて行けます。
暖かかったので、のんびりしていたら、夕暮れになってしまいました。