コレクションはまだ続きます。
こちらもイブニングドレスのコーナー。
マネキンがみんな髪の毛がないので、ちょっと変な感じですが(笑、普通にモデルさんが着たら、素敵だろうなーと思う服がたくさんありました。
こちらの宝石は、その名も『ハート』!1962年にデザインされました。
こちらは実際にイブサンローランのオートクチュールファッションショーで使用され、さらに彼が自分で選んだ特別なモデルだけがこれをつけることを許されたそうです。
さて、こちらは実際に彼が使っていたワーキングスペース。
部屋の中には、さまざまなデザインやアートに関する書籍や、布地、小物や備品などが所狭しと置かれています。
こちらのデスクの上にも、デザインの下書きや、いろいろな素材が置かれていて、まさにここで今も仕事が続けられているのでは?と錯覚してしまうほど、リアルです。
このスペース、反対側は長い廊下になっていて、正面には大きな鏡が備え付けてあります。実は、ここでモデルさんたちが、コレクションの試着をして、この廊下を歩き、サンローランがインスピレーションで、足りない布や小物を補ったりした様子がビデオで撮影されていました。
壁には、彼の似顔絵や、飼っていた犬の写真など、イブサンローランのお気に入りの品々が飾られています。
さて、仕事場を出て、再び展示室に戻ります。
こちらベネチアのカーニバルの衣装のデッサンです。こういうデッサン一つ見ても衣装のデザインが好きだったんだなーというのが分かります。
ここは、壁一面にアクセサリーを展示した部屋。
どれも素敵なものばかりで、見ているだけでも楽しくなります。
こんなイヤリングも素敵ですね。
こちらも、若き日のサンローランがデザインやスケッチしたバレエやフレンチカンカンなどの衣装。
その奥には、斬新な花嫁衣裳が飾られています。
花嫁衣裳は、オートクチュールショーのハイライトとして、最後に紹介されてきました。白を基調としながらも、斬新なデザインや素材の特性を活かし、いかに個性的な衣装にするかが試みられました。
最後の展示室では、ピカソやマティスなどのアーティストへのオマージュを捧げたコレクションの数々が飾られています。
こちらはマティスの作品からヒントを得たスカート。
こちらは、言わなくてもお分かりですね。
ピカソ柄のマントです。