フランス語市民講座の課外活動で、パリのオペラ座を見学することになりました。
10年前くらい(?)に観光でパリに来た時に、オペラ鑑賞をしたことがあり、それで一回中に入ったことはありましたが、オペラ座自体を訪問したことはなかったので、ちょっとワクワクしながら行ってきました。
ジャーン
よく見るオペラ座の正面です。
各門の上には、モーツアルトやベートーベンなど、音楽家たちの彫刻があります。それぞれの音楽家の名前も彫ってあるので、知ってる音楽家がいるかどうか探してみるのも楽しいです。
さて、入り口は左側に進みます。
ここが見学の入り口。
第二帝政末期の1861年、ナポレオン三世の命令により、シャルル・ガルニエが新しいオペラ座の建設に取り掛かったのが、このオペラ・ガルニエです。
第三共和政時代の1875年にこのオペラ座は完成し、その豪華な装飾と大胆な建築スタイルは当時の人々を魅了しました。事実、このオペラ座は当時のパリの象徴として、多くの絵画にも描かれています。
さて、入り口でチケットをもらって中に進みます。
一般の入場料は12€です。
中に入ると、まず一面の豪華な装飾にびっくりしますが、まだここは廊下の部分です。
観客を迎え入れる円形ロビーを進むと、このピュティアの泉があります。ピュティアは巫女という意味のようで、この中心にあるブロンズ像の乙女のことをさしています。
そこから大階段が高さ30mにもおよぶ豪華な吹き抜けの間に繋がっています。
左右に分かれた階段から各階の観客席にアクセスできます。
この階段を見て、私は『タイタニック』の映画を思い出しました。ちょっと古いので知らない人もいるかもしれませんが、この映画の最後にディカプリオがヒロインを待っている階段は、こんな感じの豪華な大階段だったような気がします(笑
中央広間の天井部分です。こちらも見事な絵画がはめ込まれていて、息を飲む美しさです。