さて、ダイヤモンド・ロックのビュースポットにやってきました。
マルティニーク島は火山地帯なので、この岩はマグマの隆起によって形成されたようです。この小さな岩は、軍事上、重要な拠点でした。ナポレオンがヨーロッパ大陸を制覇していた頃に、イギリス海軍は制海権を握っていたため、1804年、フランス領マルティニクに付属するこのダイヤモンド・ロックに上陸したのを知ると、砲撃を加えてイギリス海軍を排除することに成功したのです。
さらに西側に進み、Grande Anse D'Arlet という海岸にやってきました。
ビーチの目の前にある小さな教会!
教会もなんとなくカラフルで可愛い感じです。
中の感じも明るい!!
フランスの教会とは全然雰囲気が違います。
さて、目の前のビーチはこんな感じ。
ヤシの木陰が自然の影を作っていて、風も吹いているのでそれほど暑くはありません。
地元の人に加えて、本土からたくさんのフランス人がバカンスに訪れていました。
マルティニーク島では、東側の海岸は、ブラジルから流れてくる大量の海藻によって被害を受けていて、泳げないビーチもいくつもあるそうですが、この西側は海藻もなく本当に綺麗です。そして、ここは有数のシュノーケリングのスポット!
波もほとんどないので、そのままシュノーケルを装着して沖の方まで行くと、さまざまな魚を肉眼で見ることができます!!
これまでで一番いろいろな種類の、そしてたくさんの魚を見ました~。
シュノーケリングの後は、立派なヤシの木の下で、しばし昼寝~。
最高です。
お腹が空いたので、ビーチにあるレストランで食事です。
値段的には、観光地なのでパリと変わらないくらいです。こんなプレハブみたいなレストランにしては結構高いですよね。マルティニークは離島なので、基本的に島で自給できる食料以外は、フランス国内よりも高くなります。
せっかくなので、地元のクレオール料理を食べてみることにしました。
クレオール料理というと、アメリカ・ルイジアナ州のケイジャン料理が有名ですが、フランスでは海外県のマルティニークやグアドループなどのカリブ海&インド洋の島々の料理を指します。
まずは、Accras Morueという地元のスナックから。
こちらはタイの身をすり潰したものに衣をつけて油で揚げたもの。
隣にある赤いソースは辛くはありません。結構美味しい。
こちらはAccrasですが、魚ではなく野菜を揚げたもの。
これはBoudinsという血のソーセージ。スパイスを効かしてはいますが、ちょっと気持ち悪い味です。内臓系や血を使った料理に馴染みのない日本人には、かなりキツいと思います。
これは魚のグリル。クレオール独特の玉ねぎとトマトと柑橘系のソースをかけて食べます。うーん、あんまり味がありませんね。ソースもタイ料理みたいに辛かったり、ニンニクが効いているわけではなく、なんともパンチのない味。。。
そして付け合わせにはクレオール料理でよく食べられる甘くない緑色のバナナ(Tinain)とレンズ豆の煮込みがついてきました。
これもまたパンチのない味。。。塩も薄かったので、たっぷりと塩、コショウをして食べましたが、うーん??という感じ。
たまたまこのレストランが美味しくないだけなのかもしれないので、引き続き挑戦してみます。
ところで、明日からヨットでのクルージングの旅が始まります。
クルージング中は、Wifiが届かないので、本ブログは一週間ほどお休みにさせて頂きます。クルージングの様子は、またブログにアップしますので、お楽しみに~♪