海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

パリ近郊観光、フォーンテーヌブロー城 その1

週末はお天気もとても良かったので、パリの南にあるフォーンテーヌブロー城に観光に行ってきました。
家はパリの西側にあるので、車だと1時間半ほどかかりました。
着いたらちょうど午後1時だったので、とりあえずランチを先に食べることにしました。

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フォーンテーヌブロー城の目の前にある広場、ここには観光客向けのカフェやクレープリーがありました。本当は、町中のクレープリーに行きたかったのですが、満席だったため、仕方なくこちらへ。
でもお天気が良かったので、テラス席は陽が当たって暖かくて気持ちよかったです。
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クレープには、お決まりのリンゴのお酒、シードルを注文しました。
グラスではなく小瓶で4.5€。グラスにすると3杯くらいあって、たっぷり飲めました。
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クレープはガレットタイプではありませんでした。
中身はサーモンとクリームとチーズ。まあ美味しかったけれど、本物のクレープリーの味ではありません。場所柄、観光客向けの何でもあるレストランという感じでした。
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夫は、ブラジル風魚のココナツ煮(こんなのあるのか?)というのを注文していました。オーナーがブラジル系らしく、クレープの他にブラジル風ステーキなどもメニューにはありました。こちらも、そこそこのお味。。。
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ランチの後は、いよいよフォーンテーヌブロー城の観光開始です。
正面入って右側のところで、チケットを買います。一人12€。
空は雲一つない良いお天気です。
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フォーンテーヌブロー城といえば、12世紀ごろから何回も増築や改築を重ねて、フランソワ1世の時代には華やかな宮殿に生まれ変わり、その後も王やナポレオンなど、様々な人が移り住みました。
入ってすぐは、ナポレオン1世の博物館になっていて、ナポレオンや家族の肖像画、ナポレオンが愛用した身の回りの品々などが収められています。
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こちらはナポレオン1世肖像画ルーブル美術館で見た戴冠式ナポレオン1世と同じような豪華な出で立ちをしています。
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こちらは、ナポレオンの妻、ジョセフィーヌ肖像画
ジョセフィーヌには子供ができなかったため、後に離婚し、ナポレオンはオーストリアのハプスブルグ家の娘、マリー・ルイーズと再婚します。
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こちらは、ナポレオンが保有していた豪華な皿の数々。
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ナポレオン・ファミリーの顔が描かれたティーセット。自分大好きですね~(笑
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その他にもサーベル、遠征時に持って行った洗面用具などのセット一式が、きちんと並べられて綺麗に揃っています。几帳面な性格だったんでしょうか。
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展示室の後は、宮殿に繋がっています。
宮殿内にもナポレオンや、ナポレオン・ファミリーの肖像画、さらに王が使っていた部屋をナポレオンが改築して使用していた痕跡などを見ることができます。
こちらはゆりかごのある子供部屋です。
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タペストリーの間。
フランスの宮殿は寒いので、部屋中をタペストリーで覆って暖めていました。そのおかげで、タペストリー職人の技術も向上し、絵画顔負けの豪華で綿密なタペストリーが次々と作られていったのです。
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こちらも、絵画かと思うほど詳細に織り込まれたタペストリー。
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王の寝室のうちの一つ。昔の貴族や王は、死者と区別するために、上体を少し起こして眠っていたため、ベッドは現代のものよりも小さめサイズになっています。それにしても天蓋やシャンデリアなど、溜息が出るほど豪華です。
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こちらは貴婦人たちがお茶を楽しむ部屋。
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またまた別の寝室です。こちらも豪華なベッドです。
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まだまだ続きます。