世界的に有名な芸術家や著名人のお墓があることで知られているパリのペール・ラシェーズ墓地で、クラシックのコンサートがあるというので、行ってきました。
なかなか素敵な建物ですが、実はこれ火葬場のある建物。。。この中に聖堂があって、コンサートはこの中で行われました。
中はステンドグラスやアーチなどがありますが、少し現代的な造りになっています。
奥には祭壇があり、この位置からは見えませんが、上の方にパイプオルガンがあります。この日は、オルガン、トランペット、ソプラノ歌手による無料コンサートでした。
コンサートの後は、墓地の中を散歩することにしました。
中はとっても広くて迷ってしまいそうです。
11月以降の曇りの日にこんなところを歩いていたら、気が滅入りそうですが、この日は良いお天気だったので、お墓の中散歩もそれなりに楽しく、観光客なども少しいました。
著名人や有名人のお墓がある由緒ある墓地ということもあり、お墓やお墓の装飾もかなり立派です。
一見、静かな公園のようですが、墓地の中です。日向ぼっこしている人や、休んでいる人などもいます。
せっかくここまで来たので、私の大好きな作曲家、フレデリック・ショパンのお墓を探してみることにしました。お墓の中は広いので、探すのは大変かと思いましたが、グーグルマップで探したらすぐに見つかりました。
これが、ショパンのお墓です。たくさんのお花が供えられています。
ショパンはパリのヴァンドーム広場にあるアパートで息を引き取り、このペール・ラシェーズに埋葬されました(享年39歳)。彼の残した美しい音楽は、今での世界中の人々に親しまれ愛されています。なんだか感慨深い。。。
さて、夫はアメリカのロックバンド、ドアーズのヴォーカル、ジム・モリソンのお墓が見たいというので、こちらにやってきました。周囲にはアメリカ人の観光客が何人か来ていました。彼のお墓はこの墓地でも一番人気らしく、世界中から多くのファンが訪れるそうです。
他にも、エディット・ピアフやマリア・カラス、モディリアーニ、プルーストなど、多くの著名人が眠るこの墓地。お天気の良い日には、散歩に訪れてみるのも良いかもしれません。
散歩の後には、近くのカフェで一休み。
ストロベリーソースのたっぷりかかったチーズケーキは夫がペロリと平らげました。
私は、テー・グルマンというデザートの盛り合わせと紅茶のセットにしました。
左からチョコレートケーキのクリームソースがけ、真ん中がパンナコッタのストロベリーソースのせ、クレームブリュレです。
美味しかったです。