アムステルダム市内から離れて車で20分くらい行くと、なんとも長閑な田舎の風景が広がっています。そこら中で放牧しているので、周囲一帯がこんな感じです。
秋の紅葉も始まっていて、なかなか素敵ですね。
さて、わざわざこんなところまで来たのは、アムステルダム市内から来たの海側に行ったところにあるムイデルスロット(Muiderslot)読み方は合ってるか分かりませんが、というお城(要塞)を見学するためです。奥に見えているのがお城です。
このムイデルスロットのお城、入場料は意外にも結構高く、大人15€、子供7€もしました。もう少し安くてもいいような気がしますが。。
お城の周りのお堀。お城自体も中世のつくりで、なかなか風情があります。
こちらは城の中庭部分です。ここから二つの塔に登ることができます。
まずは一つめの入り口です。
とても狭くて急な階段なのでお年寄りや足の悪い人は無理です。
上の窓からの景色は、こんな感じ。
さらにこのお城がどういう背景で建築されたかや、当時の人々の暮らしがパネルで紹介されています。
昔の暖炉。
中世の人々は、こんな服装をしていたんですね。
そして中世の騎士の鎧や武具の展示も充実していました。こちらは、映画やドラマなどでよく見かける騎士同志が馬に乗りあってお互いをつつく競技、馬上槍試合の際の服装です。この槍だけでも大きくて重そう。。。鎧だけでも30kgほどあるそうで、その上この槍を持って、馬に乗り、片手で相手をつつくなんて、凄いですね。私にはとてもできません(笑
もう少し軽めの鎧と武具たち。こちらは王様の護衛隊のものだそうです。
他にも絵画や子供の遊び道具、ビデオなどが上映されていましたが、かなり子供向けだったので、家族向きなんでしょうね。ちなみに、英語とオランダ語のガイドツアーがあるらしく(入場料に含まれる)、それに参加すればもっとたくさんの部屋が見られたようです。私たちは時間が合わずに参加できませんでした。残念
総評として、あえてアムステルダムからわざわざ行くほどのものではないと思います(笑)。よくできてはいますが、これくらいのお城はヨーロッパのどこでもありますし、子供向けにいろいろ作りすぎている感じがしました。