ランチのお店はこちら、地元の人にも人気のレストラン『Treize Lucioles』です。
もちろんガイドさんが連れて行ってくれました。
ベジタリアンフレンドリーのコンセプトが自然派志向のフランス人に受けているらしく、とても賑わっていました。もちろんベジタリアン以外のメニューもあります。
ベジタリアンメニューはここにあるサラダバー(右)と温かいお料理(左)のバーからビュッフェ方式になっていて15€。
他のランチメニューは、このベジタリアンビュッフェのサラダと今日のお料理で15€。
お値段もなかなかお得です。
私はサラダバーと今日のお料理のランチセットにしました。
そして、右側はアペリティフのキール♪
このキールは、ディジョン市長であったフェリックス・キールによって作られたカクテルなんだそうです!キールといえば、ブルゴーニュ地方の特産であるクレーム・ド・カシスというカシスリキュールと白ワインを合わせたカクテルですが、もともとはブルゴーニュ地方特産のアリゴテという辛口の白ワインを合わせてつくるののがオリジナル。
ブルゴーニュ地方のレストランやバーで、キールを注文すると、ほとんどがこのアリゴテワインを出してくれるそうですが、パリやその他の地方では、アリゴテワインの入手が困難なため、普通の白ワインが使われているそうです。
キールの前置きが長くなりましたが(笑、サラダバーのサラダも種類が豊富で、葉っぱだけのサラダじゃなくて、ちゃんとミックスサラダでしたー!(わ~い)
今日のお料理は、チキンと地元野菜のソテー、雑穀米のリゾット添え。
こちらも美味しく頂きました。
ランチでお腹がいっぱいになった後は、街歩きの続きを楽しみます。
ディジョンといえばマスタード!
だからこんなムッシュ・マスタードがシンボルのバーがあるんです。サロンドテもやっています。
さて、こちらはディジョン美術館。ディジョンの美術館は無料で入れるんです!
内装やすばらしい美術品など、ブルゴーニュの歴史を知ることができます。
中でも、こちらのフィリップ2世のお墓が「衛兵の間」に納められていて、最大の見どころとなっています。天使が持っているのはヘルメット。
棺の下には、当時の葬式に参列した人たちの姿が石灰岩で彫刻されています。この彫刻もまた素晴らしい。
二階に登ると、棺を上から見ることができます。
こちらはディジョンの町中の通り道。ルーアンやストラスブールのような木組みの建物がありました。これは、当時、地上の建築面積に比例して税金を払う仕組みだったため、一階部分は狭く、二階部分からは道路に少しせり出すような形になっているそうです。
町中、至る所に歴史を感じさせる素晴らしい建物があります。
美術館の目の前はデュークス・スクエア。あいにくの天気ですが、夏や晴れた日にはテラスがきっと混み合うんでしょうね。このデュークス・スクエアはヴェルサイユ宮殿の庭園を手がけたルノートルが建築に携わったそうです。
噴水もあります。この季節では寒々しいだけですが(笑
こちらは地元の人が誇るミシュラン星付きのレストラン。
メニューも見てみましたが、やっぱりなかなかのお値段。いつか来てみたいですねー。
つづく