海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

カイロのシタデル(要塞)とモスク観光

カイロに戻ってきました。
今日一日カイロで過ごし、明日はパリに戻ります。約1週間のエジプト旅行ももう終わりです。楽しかったけど、やっぱり後半はお腹にきますね、、、。
とはいえ、夫は全くお腹を壊さずピンピンしているので、人によるんでしょうか。。

古代エジプトの遺跡はたくさん見たので、今日は、ちょっと近代エジプトも見てみようと思い、カイロ市内にあるシタデルにタクシーで向かいました。


途中に見えたモスク、こちらも素敵です。

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シタデル到着!
ちなみにこちらのシタデルは、モカッタムの丘の上にあります。
タクシーを降りてから、丘まで少し歩きます。
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こちらがシタデルの入り口。ここでチケットを買います。
ちなみにこの日は日曜日で、エジプト人はタダで入れるらしく、家族連れなどで混雑していました。もちろん外国人はチケット料金を払います。しかも、高い。エジプトは観光で稼いでいる国なので、仕方ないんですけどね。
ちなみに、日本は、観光客の外国人には新幹線のチケットを安く売って、税金を払っている国民からはボッタくるっていう酷い政府ですけどね。
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このシタデルは、1176年に創始者サラー・アルディーンにより建設されました。
十字軍の侵略に備えて造営されたそうで、周囲を高さ10m、暑さ3mの城壁に囲まれています。ここに見えている円形型の塔や、巨大な井戸などもあります。
1192年に休戦条約が結ばれ、対十字軍の拠点としての役割を終えた後は、1218年に王宮が建てられて、エジプトの中心的なシンボルとなって今も残っています。
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そして、この敷地内にあるムハンマド・アリー・モスクは、その荘厳さ、美しさで、カイロで一、二位を争うそうです。そのほか、この中には軍事博物館や、歴代のエジプトのスルタンを記念して建てられた博物館などがあり、地元の人もよく足を運ぶ場所の一つだそうです。
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さて、モスクに近づいてみました。窓枠にはめられているアラベスク模様が素敵ですね。
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入り口部分はこんな感じです。イスラム教徒の教えを書いたパンフレットが各国の原語に訳されて、無料配布されていました。ちなみに日本語は、すでに日本人観光客が持っていったようで、一枚もありませんでした。
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天井部分から電球が吊る下がっています。
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ちょうどこの時は、地元の人たちのお祈りの時間で、中に入ることはできませんでしたので、その間は、外の景色などを見てまわりました。
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ここは丘の上で少し高台になっているため、カイロ市内の景色が良く見えます。
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左側、遠くの方に薄っすらと、ギザのピラミッドが見えますね。
こういうのを見ると、やはりエジプトにいるんだなーと実感します。
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さて、お祈りが終わり、中に入りました。ちなみに靴を脱ぐので、靴を入れるビニール袋を持っていくといいです。

 

モスクの中。
たくさんの電球に明かりが灯されていて、これがとても綺麗です。
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パノラマで撮るとこんな感じです。ちなみにエジプト人はあまり観光客を気にしないようで、現地の人たちも写真をバシャバシャ撮りまくっていました。
一応、私は髪をスカーフで巻いて中に入りましたが、やっていない観光客もたくさんいました。まあでも、一応の礼儀です。日本のお寺とかも、土足で観光客が入ってきたら嫌だし、それと同じです。
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モスク内にある扉のデザインも素敵です。
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外には中庭があって、その真ん中に屋根付きの場所がありました。(←なんていうのか分からない)
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先ほど外から見た窓枠。ここから外の景色が見えます。
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さらにシタデルの敷地内にあったもう一つの小さなモスクに入ってみました。
こちらは建築年代がかなり古いらしく、簡素な造りでした。

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中にはお祈り専用の絨毯が敷かれていて、この家のような形一つ分が、一人分のスペースです。先端はメッカの方向を向いています。

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祭壇の近くです。祭壇といっても、イスラム教のモスクなので、銅像などはなく、モザイクとアラベスク模様、そして奥がへこんでいるその先は、メッカの方向を指しています。お休みして座っている子供の姿が入っちゃいました。
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シタデルは、古代エジプトとはまた別の魅力がありました。


P.S. トイレは、できれば他で済ませた方がいいと思います。お祈りの人が足を洗っていたりして、混雑していますし、さらに水洗ではないので、ペットボトルで水を渡されて、それで流す形式でした。。