翌日は日曜日。
ゆっくり朝寝坊を楽しんだ後、友人のお勧めのベルムット(Vermouth)を楽しみにやってきました。
ベルムット(日本語ではベルモットとも呼ばれるみたいです)は、酒精強化したワインに薬草やスパイスなどを漬け込み加糖したワインリカーで、普通のワインよりもアルコール度が強いです。
ベルムットは消化を助け、二日酔いの薬になることから、スペインでは一般に食前酒として飲まれます。
そして、最近では、休日の朝のブランチの前に、親しい友人や家族で、軽くアペリティフとしてベルムットを楽しむベルムットバーがバルセロナっ子の間で人気だとか。
サン・アントニ市場の近くにあるパルラメント通りの辺りが、最近人気のベルムットバーがたくさんあるというので、楽しみにやってきました。
確かに人がいっぱいです!外のテラス席でみんなビールやワイン、ベルムットを朝から楽しんでいます!!
私たちは、こちらの『El diamic de BCN』というバーにやってきました。
休日朝のベルムットは、やはり店内ではなく、陽の当たるテラス席で楽しみたいと思う人が多いため、どこもテラス席はいっぱいでしたが、ここはまだ少し空きがありました。
ベルムット 2.25ユーロの看板も出ています。
ベルムットは白ワインベースと赤ワインベースの二種類ありましたが、味見をさせてもらい、白の方が飲みやすかったので、白を注文。
美味しー。甘くてスパイスが効いているので、あまりワインっぽくはありません。
ポルト酒のような感じですね。
もちろんおつまみも注文。
イワシの酢漬けは、バルセロナの人気メニュー。日本の酢イワシに近くて、懐かしい味です。
こちらはポテトの上にクリーミーなカマンベール風のチーズをどーんとのせ、さらに上からドライトマトをのせてオーブンで焼いたもの。
結局、ベルムット2杯とこのたっぷりめのおつまみでお腹いっぱいのブランチになりました。
さらに家に帰ってから、友達が生ハムとメロンの盛り合わせを作ってくれました。
このメロン、すごく大きいですよね。
食の都、バルセロナでベルムットを飲む!
楽しい発見でした~。