海外食べ歩きブログ(レシピ付)

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プラハ観光 プラハ城へ行く 聖ヴィート大聖堂 その1

プラハの観光、初日の今日は、プラハ城に行ってみることにしました。
お城はフラチャイヌの丘の上にあるため、歩くとちょっと遠いので、メトロとトラムを使って近くまで行ってみることにしました。

トラムの停留所は、こんな風に番号が書かれていて、わかりやすいです。
メトロのチケットも30分有効の券は1枚1€弱と安いので、これを買います。メトロ、トラムの乗り継ぎもOKですが、入る時の刻印を忘れずにしなければなりません。

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ちょっと待っていると、22番線のプラハ城まで行くトラムが来ました。
トラムは綺麗で使いやすかったです。
これでマラーストラナ広場まで乗ります。

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トラムからの景色もとても綺麗です。
こちらは、ヴルタヴァ川を渡るところですが、車窓の眺めも本当に美しく、トラムに乗っているだけでも楽しいです。観光客もたくさん乗っています。みんなプラハ城に行くようです。
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マラーストラナ広場で下車。観光客がたくさん降りるので、乗り過ごすことはありません(笑。向こうの方に、大聖堂の尖塔が見えています。すごーい!!
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さらに近づくと、聖ヴィート大聖堂がよりはっきりと見えてきました。
観光案内によると、プラハ城で一番の見どころはこちらの聖ヴィート大聖堂だそうです。楽しみ楽しみ。
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門の前には、衛兵さんが二人立っています。このプラハ城は、現在も大統領府であるため、こうして警護されているのですね。
とはいえ、衛兵さんは全く動かないため、観光客が面白がって、ひっきりなしに写真を撮ったりしています。ロンドンの時もそうでしたが、こういう仕事もラクではないだろうなーと、つくづく衛兵さんサイドの苦労を考えてしまうのでした。。
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中に入ると、ものすごい人!やっぱり夏のプラハは違います。
特にもう観光シーズンが始まっていることもあって、チケットを買うだけでも、かなり長い列に並ばなくてはなりません。でも仕方ない。しかもこのプラハ城、オンラインチケット予約などはないみたいなので、ここで並ぶしかありません。
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待つこと約30分。日差しが強いので、かなり暑いです。やっとチケットを買うことができました。チケットは、プランA(350コルナ)とプランB(250コルナ)の二種類ありましたが、事前に調べたところでは、プランBで十分なようだったのでこちらにしました。ちなみに250コルナは1200円くらいです。プラハの物価は安いですが、観光地だけはインターナショナル料金になっていて、そんなに安くありません。

ちなみに、プランBでは、聖ヴィート大聖堂、旧王室、聖イジー教会、黄金の小道、ダリポルカ塔の見学ができます。
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いざ、出発!

ここが聖ヴィート大聖堂です。さすがに大きいですね。全景はなかなか写真に納まりません。
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大聖堂に入る前にも並びます。やはりピークシーズンはなんでも並ぶんですね。
ちなみにここは並んでいる列から撮った大聖堂の横の部分。
上に見えるのはガーゴイルで、この口の部分から、雨樋を伝った水が流れ落ちる仕組みになっていて、ガーゴイルが水を吐き出すように見える仕組みになっています。
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聖ヴィート大聖堂プラハ城内で最大の建物だそうで、高さ96.6m、幅60m、奥行き124mを誇ります。
中に入ると、吹き抜けの天井とその高さに圧倒されます。アーチ状の天井には網状にリブが張り巡らされていて、この構造はドイツ人建築家であるペーター・パーラーによって設計されたそうです。

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入ってすぐのところにある彫刻です。
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この聖堂の素晴らしいところは、その豪華で色鮮やかなステンドグラスの数々です。
一番有名なのは、アルフォンス・ミュシャの制作したもので、私もこれをお目当てにやってきましたが、それ以外のステンドグラスもどれも本当に美しく、見とれてしまいます。
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では、お待ちかねのミュシャのステンドグラス、『聖キリルと聖メトディウス』です。
ジャーン!

美しいですね。ミュシャのスタイルがそのままステンドグラスになっていて、差し込む光が様々な色を放ち、本当に美しいです。このステンドグラスは、聖堂の入り口から見て三番目にあります。
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それぞれズームアップしていきましょう。
こちらは一番下の真ん中の部分です。大きめのガラスが組み合わさって構成されています、そして、見にくいですが、一番左下の渦巻き状の下のところに、ミュシャの名前が記されています。
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一つ一つの場面が、物語の一場面のように、ミュシャ独特の繊細なタッチで丁寧に描かれています。
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ブルーを基調とした色遣いも美しいですね。
時が経つのも忘れて、うっとりと眺めてしまいます。
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こちらは右端の部分です。観光客も多いので前に行ったり、後ろに行ったりしながら、眺めましたが、本当にこれは見てよかった!とても素晴らしいです。
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最後は天井に近い部分。花びらのようにくり抜かれた部分から、美しいステンドグラス見えて、とても神秘的です。
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さて、せっかくなので、この聖堂内の他のステンドグラスもご紹介します。
作者、年代などはわかりませんが、どれもとても美しいものばかりです。

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つづく