プラハ城観光の後は、プラハ在住の友人とこちらのカフェにやってきました。
このカフェ、プラハでは一位、二位を争うほど有名なカフェだそうです。
その理由は、世界でも珍しいキュビズムのデザインが施されたカフェだから、だそうです。
キュビズムって何だっけ?という方のために。
キュビズムとは、1907~8年ごろにパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックらの芸術家によって始められた芸術活動で、いわゆるピカソの絵などでお分かりいただけるように、平面上の絵画の上に三次元の立体を表そうとしたもの。それにより顔の横から鼻や目がはみ出たり、お尻が変な位置にあったりするヘンテコな絵が出来上がったわけですが、そういったリアルな立体を表すことを追求した芸術活動がキュビズムです。
そういう観点でこのカフェを見てみると、たしかに角ばっているところが多く、立体を意識したデザインが多くみられます。まあでも、キュビズムの影響を強く受けたカフェということを知らなくても、クラシックなカフェとして十分に楽しむことができますが。
外のテラス席が気持ちよさそうなので、外に座ることにしました。二階からは、下の様子が見下ろせるので、人間ウオッチングもできます。
こちらがメニューです。プラハは観光地の価格は、国際価格ですが、カフェやレストランなどは、パリやドイツなどよりも少し安いです。そのせいもあって、夏にはヨーロッパからの観光客が数多く訪れるそうです。
二階から見える町並も素敵ですね。
ちょっと遅めのランチになりましたが、スモークサーモンのサラダとグリルのサンドイッチ。美味しかったです。
こちらは、プラハ名物なのか、このカフェの名物なのか忘れましたが、ハニーケーキです。シュー生地の上にシュガーコーティングがかかっていて、美味しかったです。
ちょっと優雅な気分でカフェを楽しむには、とっても素敵な場所でした。
久しぶりにあった友達との話も弾み、結局2、3時間くらいゆっくりしちゃいました。