最終日は、プラハのユダヤ人地区を周ろうと思って、ユダヤ人博物館までやってきました。
が、残念ながら閉まっていました(涙
ちなみにその近くにあるスペインシナゴーグも閉まっていました。
この二つは共通のチケットで入場できるというので、ここまで来たのですが、この時期は改装中のため閉館となっていました。
ちなみにこちらが、スペインシナゴーグの外観です。
このすぐ近くに、フランツ・カフカの記念像があります。
2003年にカフカ生誕120年を記念して建てられたそうです。ここは、カフカはユダヤ人地区で生まれ、ドイツ系のプラハ市民として生涯を過ごしたそうで、それもあってこのユダヤ地区とキリスト教区の境界にあるこの地に記念像が建てられました。
さて、気を取り直して、市内観光を続けます。
町中に珍しいビルや建物がたくさんあるので、それらを見ながら歩きます。
さて、ヴルタヴァ川沿いにある聖フランシス教会にやってきました。
プラハの教会は、本当にどこに入っても美しく、バロック様式の装飾が見事です。
こちらが正面の祭壇です。
そして、この教会には、かつてあのモーツァルトやドヴォルザークが演奏したといわれるプラハで二番目に古いオルガンがあるそうです。
それがこちら。
素敵ですね。パイプオルガンは普通は祭壇から離れたところにあるのですが、この教会は珍しく祭壇の横にオルガンがあります。
ここではほぼ毎日夜7時からパイプオルガンのコンサートが開かれていて、プラハオーケストラから選ばれたソリストの演奏を聴けるそうです。
ドーム天井の装飾も素敵です。
教会内部の様子。
教会を出るとカレル橋を渡る前のところに、カール4世の像があります。
カール4世は、1316年に当時のボヘミア王国のプラハに生まれ、その後ヨーロッパをまわって17歳のときにボヘミアに戻ります。その後、神聖ローマ皇帝となり、聖ヴィート聖堂の建立、プラハ大学の創設、新市街の創設など、プラハの街を『黄金のプラハ』と呼ばれる大都市に変えていったのです。
カールのチェコ名は、カレル。
そう、カレル橋も、カレル通り、カレル大学も、すべてこのカール4世の名前にちなんでつけられたものだそうです。
そんなことを考えながらカレル橋をまた渡ってみました。
何度通っても素敵です。
この後は、聖ミクラーシュ教会を訪れます。