海外食べ歩きブログ(レシピ付)

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ケルン大聖堂 その2

もちろん大聖堂内はステンドグラスだらけなので、すべてを紹介はしませんが、本当に見事です。さらに大きなステンドグラスの上のアーチ状の天井の上には、光採りの小窓があり、これも良く見ると美しいステンドグラスになっています。

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大聖堂のちょうど真ん中あたりのところ。
天井の高さは43mだそうです。
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ケルン大聖堂は建設に約600年もの月日を費やしたと言われています。
ステンドグラス以外にも、様々見どころがあります。
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エスの磔を描いた宗教画ですが、丸い円の中にイエス、外は聖人たち、そしてイエス玉座に座った王の手の下で磔になっています。この絵にどんな意味があるのか、そこまでは説明がなったのでよくわかりません。
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さらに側面と南側の聖壇の裏の部分にもたくさんのチャペルがあり、それぞれに小さな聖壇や像が祀られています。
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パイプオルガンは大聖堂の中央部分にあります。
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美しいゴシック様式の内部と祭壇。
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祭壇の奥のステンドグラスからはたくさんの光が差し込んでいます。
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こちらはこの大聖堂の中でも有名なゲルハルト・リヒターが制作したステンドグラスです。第二次大戦で壊れてしまったステンドグラスの代わりに、パソコンで綿密な色彩分析を行って制作され、2007年に完成しました。

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こちらはゲロ大司教の十字架。10世紀後半に神聖ローマ皇帝のオットー1世の友人であったゲロ大司教によって寄贈された高さ2mほどの十字架です。

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さらに大聖堂の床のもっざいくは、アウグスト・エッセンヴァインのデザインによるものだそうです。
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とても美しいモザイクの模様が描かれています。
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こちらは東方三博士の祭壇です。中央の像は「フュッセンのマドンナ」と呼ばれる聖母子像で、13世紀末に製作された当時のものだそうです。
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そしてこれがこの大聖堂の中で最も有名な、「東方三博士の遺骨を納めた金棺』です。
この棺は12世紀の物で、中には東方三博士の遺骨が納められているそうです。この箱自体は木製で、表面に金細工を施した銅や銀板が張られているそうです。この金棺が大聖堂に納められて以来、多くの巡礼者がケルン大聖堂を訪れる様になりました。
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別のアングルからもう一枚撮影。
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さらに祭壇奥のステンドグラス。こちらもまた違ったデザインです。
本当に見どころが次から次へとたくさんあります。
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こちらもチャペルの一つの中に祀られていた聖壇。
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聖壇の両脇には宗教画が描かれていて、三面鏡のような形になっていました。
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とにかく見どころたくさんの大聖堂。
宝物館などに入らなければ無料で入場できます。これだけの大聖堂をタダで見られるなんて、素晴らしいですね。もちろん大聖堂には莫大な維持費がかかっているそうなので、少しでもお賽銭をしてきましたが。。
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