モニュメント・バレーにはビュートButteと呼ばれる大小の岩山や、メサMesaと呼ばれるテーブル形の岩山が点在しています。これは何千年という長い長い時間をかけて、雨や風、地殻変動などによる自然の力によって、浸食、風化が進み、この形になったと言われています。信じられないことに、現在は砂漠の広がるこの土地も、大昔は水(大河)に覆われていて、その水の流れによって岩が切り崩されて、取り残され、このような形になりました。
それぞれの岩には名前がついていて、それはナバホ民族や、この地に住み着いた白人たちが付けたものです。
『ラクダ』
確かにラクダのように見えますね。
大きな台形の岩の左横に見えるのは、『スリー・シスターズ』(三人の尼僧)です。
三つの尖った岩の部分がそれぞれ三人のシスターに見えることから、この名前が付いたようです。
こちらは、正面から見ると、何に見えますか?
そうです、
『エレファント』(象)の岩です。
正面を外すと、全然、象の形には見えなくなってしまいますが。。(笑
『ラクダ』の岩にも近づいてみました。遠くからの方がラクダに見えます。
さらにたくさんのビュートたち。
レンタカーも一緒に一枚撮ってみました。なんか車のポスターみたいですね(笑
ここは、ジョン・フォード・ポイントです。
ハリウッド映画監督のジョン・フォード監督が、俳優のジョン・ウェイン主役のウエスタン映画を撮ったことで、世界的に有名になった場所です。ここでは、観光客向けに写真やビデオ撮影用の馬がいて、それに乗って記念撮影をすることができます。
さらに近年では、『Back to the future3』や『フォレスト・ガンプ』などもこのモニュメント・バレーやその近辺で撮影されました。