鹿児島市内には、こんな可愛らしい市電が走っています。
この日はあいにくの雨だったので、天文館商店街に行ってみました。
ここは天文館にある老舗のお菓子屋さんの『薩摩蒸気屋』さんです。老舗っぽい店構えですね。
薩摩の伝統銘菓の『かるかん』の説明書きがありました。
28代薩摩藩主、島津斉彬が菓子職人に創作させたお菓子で、山芋を使って軽い羊羹のように蒸した菓子ということから、『かるかん』と名付けられたそうです。
恵比寿様の木彫りが可愛いらしい。
これは『かすたどん』というふわふわのスポンジケーキの中にカスタードクリームが入っていて、とっても美味しいです。
こちらがかるかん饅頭。
お店で焼いている焼きドーナツも美味しそうだったので、お休み処で頂くことにします。
お店の奥に小さな囲炉裏端が設置されていて、その周りに座れるようになっています。
無料のお茶もあるかしらー?などと、母や母のお友達とワイワイ騒いでいたら、そばに座っていたおじさんが、コーヒーを3人分、御馳走してくれました。
鹿児島の人は優しいですね!
おごって頂いたコーヒーと一緒に、お菓子を味見します。
焼きドーナツは普通ですが、かすたどんは美味しかったです。
さらに奥には屋久杉の工芸品が売られていました。天然の屋久杉を使って作られたものなので、とても貴重なものです。
屋久杉は樹液が出てくるので、何十年たっても磨くと輝きが復活するそうです。
お菓子屋さんの二階部分も着物や和風小物の展示場になっていました。
古い伝統ある着物が幾つか展示されていて、見るだけでも楽しかったです。
古着の着物や帯、和風小物もたくさん売られていました。
お菓子屋さんの後は、お昼ご飯です。
老舗のうなぎ屋さん『末よし』で、うなぎを食べることになりました。
ここの鰻重は、鰻とご飯が別々に出てきました。
食べるときは、この鰻をご飯の上にかけて食べても、かけてなくても、どちらでもお好みで。
鰻、とっても美味しかったです。