市場でタパスを食べすぎたので、ぶらぶらと散歩をすることにしました。
カディスの市内には、古い建物がたくさんあります。
大聖堂の近くにある石造りのゲート。
雲一つない青空!パリの冬は大体いつも曇っているので、こんな青空を見ると嬉しくなります。
大聖堂を抜けて、ローマの劇場跡の遺跡を観に行きます。
あのローマ帝国時代には、もちろんここスペインのカディスもローマ帝国の支配下にあり、この辺りに町を作った始まりとされています。
ここが、ローマの劇場跡の入り口。
ちなみにここは無料で入れます。
入り口の壁には、聖母マリアのタイル画に花が供えられていました。
中は、博物館になっていて、ローマ劇場跡や、ローマ時代のカディスについて、いろいろな資料が展示されていました。もちろん英語もありました。
こちらが、当時のローマ劇場の全体図。かなりしっかりした造りになっています。
さて、資料を一通り見学した後は、実際の遺跡の方へ足を運びます。
こちらは、ローマ劇場の下にあるトンネルです。壁は一部修復されていますが、当時の雰囲気は伝わってきます。
これが現在の遺跡です。
周りには、ビルが建っていますが、劇場の座席の部分もかなりまだ残っていますね。
劇場のステージ部分跡。
このカディスの劇場では、残虐な戦闘を見世物にしたローマのコロッセオと違って、主に芝居やパントマイムなどの舞台が行われていたそうです。
もちろん、一等席には、ローマ帝国からの上流階級、さらにローマからの移住者、そして上の方の席には、地元の市民たちが座るようになっていました。これはコロッセオとほぼ同じ。
遺跡の上の部分は、ほとんど原形が残っていません。
このすぐ向こう側は海になります。
さて、ローマ劇場跡を見学した後は、海沿いを散歩します。
見てください。この日差し。冬とはいえ、お日様がポカポカ、暖かいです。
海側から見る大聖堂。なかなか絵になりますね。
空の青色と建物の白色のコントラストが美しいです。
海沿いの散歩道もなかなか素敵です。なんだか絵葉書みたい♪
海の先には、要塞があります。
要塞に近づくには白いゲートをくぐっていきます。
しかし、この先まで行ってみましたが、こちらの要塞は一般の入場禁止になっていました。
もう一つ先にある別の要塞、Castillo de Santa Catalina Cadizに行ってみることにしました。グーグルでチェックすると、こちらはどうやら入れるようです。
要塞の入り口。
中はこんな感じで、広々というか、ガラーンとしています。
小さなチャペルもありました。
中には木製の聖壇があります。
要塞の周りも一周できます。
ここから眺める海の景色は格別でした!