海外食べ歩きブログ(レシピ付)

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フランスのロックダウンは5/11迄延長になりました

皆さん、こんばんは。

昨日の夜8時、フランスではマクロン大統領のテレビ演説が行われ、現在のロックダウンが5/11迄延長になるという発表がなされました。
すでに1か月近くも外出制限をされているので、まだあと1月も延長されるのか、と思う一方で、終わりが見えてきたというか、少し希望が見えてきたような気もしています。

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(France24より)

とにかくこのまま感染者数が減少していくことが条件ですが、5/11以降は、職場と学校の再開、さらに一部のお年寄りや身体の弱い人を除く外出制限の解除になるようです。

 

とはいえ、映画館、レストラン、ホテル、美術館などは引き続き閉鎖され、イベントや集会なども7月中旬まで禁止となります。

 

さらにEUの国境は新たな決定まで閉鎖が継続されます。

 

というのが、普通の生活をする上で関係する部分です。

 

ちなみに、ニュースなどでご存知の方も多いでしょうが、現状のフランスの外出制限は、イタリアやスペイン同様にかなり徹底していて、外出は主に下記の理由のみで、外出の際には毎回、身分証明書と宣誓書(何の理由で外出するかの理由を記入した書類)を携帯しなければなりません。

 

参考までに外出が許される理由は下記のとおりです。

1.テレワークが不可能な場合の自宅から職場への移動(併せて職場を証明する書類)
2.許可された近場の商店での生活必需品の買い物
3.医療関係業務のためまたは、医療機関に行くための移動
4.子供の保育または老人などの支援のための移動
5.個人での運動(半径1km以内で1時間以内)、さらに最近ではより厳格にするため、ジョギング時間は朝の10時から夜7時以外で行う、というのが追加されました。

 

そして町には複数の警官が移動していて、人々が上記の理由で外出しているか、身分証や宣誓書を持っているかなどをチェックし、違反している場合には罰金(最初は35€でしたが、これも違反者続出だったため罰金額が引き上げられました。最新情報はよく分かりませんが、確か一月以内に複数回違反をしていた場合には最大3000€の罰金ということになっていたと思います。)が課されます。

こちらは宣誓書のスマホ版です。プリンターがない人は、スマホに記入してQRコードをゲットし、それをスマホに保存することで、紙の宣誓書の代替にできるようになりました。

こんな感じです。

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このような暮らしはかなりストレスが溜まります。。。。
さらに、やはり警官にチェックされるというのが、一番ストレスかもしれません。
ちゃんと宣誓書や身分証を持っていても、なんやかんや言われそうですし、説明も面倒くさい。。。

幸運なことに、私はパリ市内ではなく郊外に住んでいるので、それほど警官に会うことはありませんが、たまに遠くに警官を発見すると、周り道をしたりして、なるべく会わないようにしています(笑

 

とりあえず、後1か月の辛抱です。