海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

Plateau de fruits de mer シーフードの盛り合わせ

シーフードの盛り合わせ in ブルターニュ

ブルターニュは海の近くなので、新鮮なシーフードがパリよりも安く食べられる!ということで、先日のブルターニュ旅行の際に、シーフードレストランに行ってきました。

一般的なシーフードの盛り合わせ(Plateau:英語ではPlatterです)は、エビ、貝類、牡蠣、蟹などがかき氷の山盛りの上に豪華に載せられて、どーんっと出てくる感じです。だいたい2人前以上からの注文になっていて、載っているものの種類によりお値段も変わってきます。牡蠣や蟹が入ると高くなります。

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ここで、魚介類のフランス語を少し紹介します。

エビ類 

Crevette    一般的なエビです。スーパーや魚屋さんでも基本的にゆでて売られているので、生のエビを探すのは困難です。

Gambas 大型の車エビです。英語のKing Prawnと言ったところでしょうか。レストランなどでオーダーすると、2~3匹の上にチョコっとしたソースがかかっているだけで30€とかします。基本的にフランスはシーフードがとても高いです。

Crevette gris 最初のCrevetteと同じ仲間ですが、ゆであがりの色が赤くないので、grise(グレー)という名前がついています。

Langoustine 手長エビです。これもフランス料理にはよく出てきます。シャコに似てるという人もいます。

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 つづいて、貝類 coquillageです。

おなじみのムール貝 Moule 

これだけは、日本より安いかも。Carrefourなどのスーパーでは、1kg 6€くらいで売っています。

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Bulot つぶ貝

まあまあ大きいです。針のような道具でサザエのように身を取り出して食べます。

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Bigorneau 日本語でなんというかわかりませんが、黒いタニシのような貝です。シジミくらいの大きさですが、二枚貝ではないので、やはり針のような道具で身を取り出して食べます。

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牡蠣はフランス語では、Huitresといいます。
フランス人も大好きで、生ガキにレモンをかけたものを、クリスマスなどのご馳走にもよく食べるそうです。ただ、日本の牡蠣よりも衛星状態はよくないらしいので、お腹の弱い人は避けた方がいいみたい。ちなみに私も牡蠣大好きなんですが、お腹が弱いので、フランスでは一度も食べていません。

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蟹は、大きく二種類ありますが、どちらも高い。

Araignee というのは蜘蛛という意味で、足がクモのように長いカニです。

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もう一つは、Tourteauという種類で、大きな爪が特徴です。マルシェなどでは、爪だけ買うこともできます。

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これをマヨネーズやカクテルソース、レモンを絞って食べます。味の方は、日本の毛ガニのような繊細な味ではなく、安いタラバガニに近いです。

蟹は、酢醤油で食べるのが大好きな私には、ちょっと物足りないです。

 

ちなみにこの日、レストランで頼んだ盛り合わせは3人前で、Crevette、Langoustineのエビ類と、牡蠣、貝はBigorneauのみ(写真ではホタテの殻が見えてますが、これは飾り)、あとAraigneeという蜘蛛のような蟹でした。これで、150€くらいだったと思います。ちなみにパリでシーフード食べたことないですけど、どれくらいするんでしょうかね。どっちにしても、シーフードは日本で食べたほうがいいですね(笑