今日の予定は、まず朝一でサムイ島の空港に行きレンタカーをゲットすること。空港までは農道で拾った赤いソンテウ(タクシーのようなもの)で向かいます。600THB(2000円ほど)と言われて、ちょっと高いなーと思いましたが、他にタクシーも走っていないので、その金額で妥協。
レンタカーは空港の到着ロビー側なので、英語でArrivalと伝えたのですが、運転手さんは全く英語が分からない様子。仕方なく手で飛行機が到着するジェスチャーをして伝えると、なんとかOK! ふー、良かった、良かった。
レンタカーは、7日間で5,500THB(約18,000円)です。サムイ島はそれほど広くはありませんが、島内をめぐるにはやはりレンタカーがあった方がベターです。しかも、私たちのように観光客の多いビーチサイドに滞在しないで島内を動き回る場合には、どこに行くにもタクシーになるので、タクシー代もかなりかかると思います。
レンタカーもゲットして、さっそくこの日は通称Mummy Monkと言われるミイラのお坊さんがいるお寺、ワット・クラナムに行きました。
ここには、サマタキッティクンというお坊さんがミイラになった経緯が書かれています。簡単に言うと、この人は50歳で出家してお坊さんになり、1944年に僧長になって瞑想の師として高名になり約20年の間、さまざまな弟子に恵まれた。このお坊さんは自分の死を予見したことでも知られている。死後、彼の遺言通りに弟子たちはこのお坊さんの体をミイラにして、仏教の教えを広めるために祀った、ということです。
このガラスケースの中にお坊さんのミイラが祀られています。
近くで見ると本当にミイラです。目の部分はかなりリアルなのでサングラスをかけているんでしょうね。
こちらは隣にあった本堂のようですが、中に入れなかったので写真だけ撮りました。
珍しいミイラのお坊さんのお寺は、サムイ島の観光名所の一つです。機会があればぜひ訪れてみてください。