ボーヌ観光2日目
ボーヌに来た一番の目的はワインの試飲です。昨日訪れたホスピスのすぐそばにあるマルシェ・オ・ヴァンというワインショップでは、地下のワインセラーを見学しながら試飲(デギュスタション)ができます。
試飲は6種類からできますが、最高で10種類まで。16€~30€まで値段が分かれています。もちろん後半に従ってよいワインが出てくるので、ワイン好きなら全種類試飲するのが良いと思います。私たちは、8種類の試飲にしてみました。
さっそく地下のワインセラーで試飲開始です。
試飲をする人たちは受付でワイングラスを渡されて、そのまあ地下のワインセラーに行きます。地下には、試飲用のワインボトルがおいてあって(下写真)、自分の好きなだけワインを注いで試飲することができます(笑
それぞれの試飲コーナーにはワインラックがあって、気に入ればそのワインボトルをお買い物かごの中に入れて持っていき、最後にレジで精算となります。なかなかよくできたシステムですよね。
ブルゴーニュワイン産地の説明もあります。
真ん中にボーヌがあって、色が赤いところは超一等地、オレンジは一等地、黄色はその次というように格付けがされています。
上の方にある赤色のコルトンはコルトンシャルルマーニュで有名なところ。下の方のオレンジのモンラッシュも有名です。
ワインセラーの中は寒々としていて、人気も少ないので、一人で行くと少し怖いかも。
こちらは、年代物のワインだけを並べたワインラックです。1958年とかありますね。値段は書いてありませんでした。たぶん売り物ではないんでしょうね。
これは、ワインボトルの大きさを展示したもの。
左から3番目のものが普段、私たちがよくお店でみかける750ml入りのスタンダード。その隣が1.5ℓのマグナム。一番右は6ℓも入るインペリアル。
これはボーヌ生産の赤ワイン。細かな違いは忘れてしまうので、真面目な人はメモを取ったりしながら、これはフルーティーとか、タンニンが強いとか、樽の香りがするなどと記録しておくといいと思います。
試飲も終わりに近づくと大きなホールに出てきます。ここにはたくさんのワインラックとともに、現代アート作品も飾られているので、アート鑑賞をしながら試飲ができるという、なかなかのお洒落な作りになっています。
ということで、ちょっとわかりにくいですが、下の写真のワイン樽の前方にあるのはアート彫刻作品です。
試飲が終わっても、店員さんに相談しながら、こういうワインが好きというと、それに近いものや価格の相談にも乗ってくれて、次々と試飲させてくれます。
私はワイン大好きなので、全然吐き出さずに全部飲んでいましたので、この辺りではかなり酔いが回って、いい感じになってました~(笑
以下は店員さんに試飲させてもらって、美味しかったワインたち。
特に最後のこれは。値段だけ見てもすごいですね。こんなの試飲できるなんて嬉しい。もちろん味も美味しいですが、さすがにこれは買えないので、手ごろな値段のものを店員さんに選んでもらいました。
試飲の後は、ワイン畑をドライブ。
私の大好きな白ワインのモルソーの辺りまで行ってきました。
ワイン畑の中に素敵なシャトー。ここでも試飲ができるようでしたが、さすがに少し飲みすぎなので、外から眺めるだけ。
モルソーの小さなレストランでランチすることにしました。
ここ、L'Episode Meausault はトリップアドバイザーで見つけたんですが、とっても美味くて素敵なレストランでした。オーナーがシェフとウェイターをすべて一人でやっているところで、店内はテーブル4席とカウンターだけ。
行く直前に予約をしてOKとのことで、なんとか入れました。
しかもかなり見つけにくい。こんな小さな路地を入ったところにありました。
こちらは前菜。鶏肉のテリーヌとズッキーニの前菜
サーモンの暖かいシュー、マスカルポーネとアニスのクリーム添え
鶏胸肉のトマト煮込み、アスパラとポテト添え
前菜とメインで23€。もちろん地元モルソー産のワインを注文して、とても美味しいランチをいただきました。
それにしてもシェフ一人でこのクオリティーの高さ、素晴らしいですね。
また行きたいけど、遠いなー