ブルゴーニュワインの旅 ボーヌからディジョンへ
最終日の今日は、ディジョンに向かいます。
ボーヌから車で北に向かって30分ぐらい走ると、赤ワインで有名なFixinという小さな町に着きます。
Fixinの教会。町というより小さな村といったところですね。
途中、試飲ができるようなワインカーブやシャトーも幾つかありましたが、今日は目的地のディジョンに向かいます。ディジョンは中世末期にブルゴーニュ公国の首都として栄えた町で、ディジョン・マスタードで有名ですね。数々の有名ワインの産地として、コート・ド・ニュイ地区を巡るワインツアーなどが多く企画されています。
さて、フィクサンから車で10分、ディジョンにやってきました。ディジョンはさすがにこの辺りで一番大きな町だけあって、町の中心も栄えています。
ここはディジョンの町の中心地。自由の広場です。宮殿の前の半円形の大きな広場には噴水があって、市民の憩いの場となっています。
そしてこの宮殿が、ディジョン美術館に繋がっています。もともとブルゴーニュ大公の宮殿だった場所を美術館として開放しており、家具、美術品などとても貴重な作品が展示されています。そして、なんとここは無料なんです!
それにしては見ごたえ十分でした。こちらはブルゴーニュ大公の棺なんですが、棺の上の彫刻だけでなく、下の彫刻も見事でした。
そしてこちら。イコンというそうですが、キリスト教にまつわる逸話が描かれています。こちらも見事な作り。
他にも素晴らしい美術品の数々。ゆっくり周れば2時間はかかると思います。
美術館の後は、ノートルダム教会へ向かいます。特に派手ではないけれど、シンプルで厳かな雰囲気の教会でした。
ランチタイムは、ディジョンのレストラン(名前忘れました)で、オニオングラタンスープと鴨のコンフィをいただきました。寒いけれど、ワインとスープで身体はポカポカ。今度はゆっくりディジョンに来てみたいです。