海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

またまたワインテイスティング会♪

さてさて、だいぶ前にご紹介しましたが、個人宅でのワインテイスティング会♪♪
またまた企画されていたので、行ってきました。
今回は、フランス産以外の外国産のワインを飲もう!というテーマで、赤ワインばかりを選んで行われました。


このワインテイスティング会に参加するのは3回目ですが、いつもフランス語が難しくてほとんど聞き取れません。でも、なぜ参加してるかというと、たくさんの違うワインが飲めるから、そして自分たちで食べ物を持ち寄るので、普通の会場で行われるワインテイスティングよりも、食べて飲んで、という感じで自由にワイワイやれて、酔いがまわるのを調整できます。
実際、オフィシャルなワインテイスティングは、ワインを飲みこまずに吐き出すので、酔いがまわらないんですが、吐き出すなんてもったいない!と、私はついつい思ってしまい全部飲んでます(笑

 

さて、またまた前置きが長くなりましたが、今日は食べ物からご紹介します。
こちらはアペロにもってこいのゴーダチーズと胡麻のクラッカー。
モノプリで買ってきたよー、と言っていたので、パッケージの写真を撮らせてもらいましたが、これがパクパク食べれちゃう感じで、おつまみに最高。

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テーブルセッティングはこんな感じ。
お口直し用の水のボトルが2本。
手前にあるのは、パテ三種。これは豚や鶏などのレバーで作られいてレストランやカフェでよく出てきます。フランスではマルシェやお肉屋さんだけでなく、スーパーでも買うことができます。

その後ろにあるのは、左がタラマタラマは前に簡単アペロの記事で紹介しましたが、タラコを生クリームとレモン汁で混ぜたもの。フランスでは生のタラコは簡単に手に入らないですが、日本でなら自分でできますよね。右は、タラマに鮭を混ぜたもの。これもカルフールなどのスーパーで買えます。

さらに山盛りのバゲット(笑
この量、さすがフランスですよね。しかも、これだけでは足りなくて、2、3回継ぎ足されていました(笑

その後ろにあるのは、庭で撮れたノワゼットだそうです。ノワゼットとはヘーゼルナッツのことです。どちらも日本ではあまり馴染みがないですかね。ただし、生だと渋みが強すぎて、私はあまり好きじゃありませんでした。

そして、その後ろがチーズ軍団。
左から、コンテ(Comte)、カベクー(cabecou)、エポワス(Epoisses)、シェーブルの四種類。
特に、このエポワスは、フランスのブルゴーニュ産エポワス地方のチーズで、別名「神様の足の臭い」と言われるほど世界三大臭いチーズの一つだそうです。

食べてみた感想:本当に臭かった。足の臭いとかではなくて、チーズの臭いなんだけど、その臭さは強烈でした。。。(笑

カベクーは、ヤギのチーズの一種。南西フランスで生産される割とポピュラーなヤギチーズらしいですが、私はヤギのチーズの臭いが好きじゃないんです。なんか獣臭いというか。ということで、コンテばっかり食べてました。

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パンとお肉ばかりじゃなくて、野菜も食べたくなりますね。
フランスでは、写真のようにそのまま食べるだけのベビーキャロットとラディッシュが入った袋などもスーパーで売られています。それにお好みのディップをつけて食べます。

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こちらは、自家製のフォアグラのテリーヌだそうです。
わーい!フォアグラだって~♪と思って食べたけど、それほど美味しくありませんでした。作った人には、もちろん美味しい、と言っておきましたが。

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さて、食べ物の紹介はこれくらいにして、メインのワインの紹介に移りますね。
本日、一本目は、ドイツのワイン。

Rheingau, Robert König, Spätburgunder 
Assmannshäuser Höllenberg Spätlese, 2014

コンプレックス(複雑)な味わいと表現している人もいましたが、香りがフルーティーな割には味の方に渋みが強すぎて、少しバランスが悪いように感じました。 

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 二本目は、ブルゴーニュワインのようなフルーティーで軽くてまろやかな味わいで美味しかったです。こちらは、カリフォルニア産のワイン。

Etats-Unis, California, Sonoma, Buena Vista, North Coast, 2014
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三本目は、ポルトガル産のゼブロというワイン。
 Portugal, Alentejano, Amoreira de Torre, Zebro, 2015

これは、軽めでスムーズなワインで、バニラとスパイスが入っているような香りがすると、他の人たちは言っていました。私には、あまり好みのワインじゃなかったです。
 
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四本目もポルトガルワイン。
Portugal, Douro, Quinta Vale D. Maria, Rufo, 2013
これは、フルーティーで香りも良くて、味とのバランスもちょうど良くて、今回の中で一番おいしかったです。ベリー系のフルーツの香りと、かすかなバニラ、少しタンニンが入っているけど、重すぎずとても飲みやすかった。
 

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五本目もポルトガルワイン。
Portugal, Beira Interior, Quinta do Cardo, Reserva, 2012
 
だんだん味もよく分からなくなってきますが、これは確か酸味が強すぎて美味しくなかったと思います。食べながら飲むのであればまだオッケーですが、ワイン単品で楽しむという感じではなかったです。
 

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最後はスペイン産のワイン。
これも重めで、フルーツとスパイス、オーク(樽)の香が入っているんですが、とても酸味が強くて、私の好みではありませんでした。

 Espagne, Rioja, Allende, 2009

 

それにしても、赤ワインも飲み比べてみると、本当にいろいろな味があって面白い。いつもはフランスのワインばかりでテイスティングをするので、微妙な違いはあるけれど、ここまで変わることはないのですが、やっぱり同じヨーロッパでもドイツ、スペインやポルトガルのワインはまた一味違いました。

 

また次回、ワインテイスティング会があったら行ってきます(笑