フランス語学校で、なぜかアラブ料理教室!?
今日は私の通っているフランス語の教室で、料理教室をすることになりました。
今、ちょうど料理やキッチンに関する単語を勉強しているところなので、実際に料理をしながら単語の復習をしようという意図ではじまったようです。
この教室は市民カルチャーセンターで行われている移民のためのフランス語講座なので、生徒も移民の人がほとんどで、国籍はアラブ人が半分以上、次いでアフリカ系、アジア系は超少数派なのです(笑
という事情もあり、料理教室ではアラブ系の生徒さんがアラブ料理を教えてくれることになりました。
今日作る料理は、Bourek(ブレク)というじゃが芋とひき肉を春巻きのような皮で包んでオーブンで焼いたもの。もともとはセルビアの料理だったそうですが、それがトルコからアラビア半島に伝わったとか。
私も今回、初めて食べるので、どんな料理なのかワクワク。
授業が終わってから参加したので、一部の人たちがもう中に入れる具を作ってくれていました。
具は、ジャガイモと牛のひき肉、またはツナなどを入れて、お好みでチーズも入れます。春巻きのような皮で具を包み、三角形に巻くところをやらせてもらいましたが、最初の巻きはじめが難しい(笑。でもだんだん慣れます。
フランスではこのブレクはよく作られるらしく、ブレクの皮もスーパーで売っています。市販のものは円形の皮なので、半分に切って、それをまた半分に細長く折って、そこに種をのせて三角に巻いていきます。葉巻型にしてもいいそうです。
巻き終わったら、刷毛でオリーブオイルをたっぷりと塗っていきます。
その後、180度のオーブンで20~25分ほど焼きます。じゃーん!!
この日は、他にもみんながいろいろなものを持ち寄って、ポットラックパーティー(持ち寄りパーティーのこと)のようになっていたので、珍しい料理がたくさんありました。ちなみに私は日本の卵焼きを持っていきました(笑
下の写真は、以前にヨルダンに行ったときに食べたマンサフという料理!!
マンサフとは、ヨーグルトソースで肉を調理し、スパイスを炊き込んだご飯の上にのせて食べる料理で、今回は鶏肉で作っていました。
真ん中にどーんとあるのが、モロッコ料理のクスクスです。これも野菜が柔らかく煮込んであって、すごく美味しかったです。
こちらはサーモンのキッシュ。フランス人の先生が作ってきてくれました。
これはインドのサモサみたいな感じでしたが、アラブ料理だそうです。名前はサンブーサというみたいです。ハリサペーストで作った辛いソースをつけて食べます。美味しかったです!
これもアラブ料理。ご飯の上にひき肉とグリーンピース、ナッツがのっています。シンプルですが、とても美味しかったです。名前聞くの忘れました(笑
そしてデザート。マドレーヌやマフィンなどなど。
レストランのビュッフェみたいなすごい量です。でもみんな食欲旺盛なので、ほとんど残らず平らげました(笑
こちらが、私のプレート。この後、お代わりもしちゃったのでお腹いっぱい!
とても楽しい料理教室でした。
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