バチカン市国観光 バチカン美術館 その2
ガイドツアーなので、ガイドさんからはぐれないようにどんどん進んでいきます。
通路はあまりにも混んでいるので、みんなノロノロ歩きです。
先ほどの彫刻の間を抜けて、また別の展示室へと移動していきます。
移動先のアーチや柱の装飾もすごい。そして、壁から天井にかけての一連の模様。
さらにその奥には、このようなフレスコ画と装飾がまんべんなく並ぶ天井。
一つひとつの絵を見ている時間はなかったけれど、この空間にいるだけで、なんだかすごいところにいるなー、と感じました。
さらにこの天井の下には、大きな杯の形をした大理石がありました。
彫刻も至るところにあります。もうどれが誰だか忘れました(笑
これはアポロ像だったかな?たぶんハンサムなのでアポロでしょう(笑
ここは八角形の中庭、ベルベデーレともいわれています。
この中庭の周りに廊下があり、そこにもたくさんの彫刻があります。
こちらは中庭の一角にある『ラオコーン像』作者不明。
ギリシャ神話のトロイ戦争の物語を題材にした作品で、女神アテナの怒りをかったラオコーンと二人の息子が、女神の遣いである蛇に絞殺される場面を描いたもの。
レリーフの彫刻
床のモザイクも素晴らしいです。
こちらは『ベルベデーレのトルソ』といわれている彫刻です。紀元前1世紀の彫刻で、ミケランジェロや他の芸術家に多大な影響を与えたとされる作品の一つです。
すでに頭部、腕、足などが破損しており、胴体しか残っていないものの、これだけでもすごい躍動感です。
こちらはミューズの間の天井フレスコ画。溜息が出るほど素晴らしい。
こちらは円形の間です。この正面にある巨大な杯は、希少な赤い大理石でできています。
こちらの長箱にも赤い大理石が使われています。
私は彫刻よりも絵画がもっと見たかったのですが、ガイドさんが彫刻好きだったのか、彫刻の間ばかり案内されました。そして、この時点でもう4時半くらいになっていました。5時半にはシスティナ礼拝堂が閉まるというので、間に合うのかな?と思いましたが、まあガイドさんがいるんだから間違いないだろう、と思ったのが大間違いでした。。。
つづく