パリのエッフェル塔近くの16区にあるこの建物は1974年から2002年までメゾンの本社が置かれた場所でもあり、ナポレオン3世様式の素敵な邸宅が、美術館になっています。この日は、入場無料ということもあり、外には大勢の行列ができていました。
でも、今まで行ったことがなかったので、今回はぜひ見てみたい!と思い、1時間くらい並んでやっと中に入ることができました~!
こちらはサロン・スペースです。かつては、ここでオートクチュールのショーも行われていたそうで、サンローランのバイオグラフィーや作品の制作からショーまでの過程などが展示されていました。
こちらは今でいう紙の着せ替え人形。こうしていろいろなデザインの服を紙に描き、ハサミでカットして、色合いなどを合わせていたようです。
こちらは若きイブサンローランが、演劇の舞台衣装をスケッチしたもので、この頃から舞台芸術である衣装に興味を持って、熱心にスケッチを始めていたようです。
バレエ舞台の衣装や舞台の様子をイブサンローランがスケッチしたもの。
こちらは、Andy Warholというアメリカのアーティストが描いたイブサンローランの肖像画です。彼の作品の特徴は、写真をもとに色をつけていくというもので、ポップな色遣いが人気で、彼の作品はアメリカでは凄い売れていて、一枚何百万円もするそうです。
さて、いよいよ展示室の中に入ります。
ここで展示されているコレクションは、イブサンローラン自身が自ら保存すべきものとして選んだ財団のコレクションです。
シックな色遣いといい、本当にお洒落。今でも十分着られそうなモノばかり。
こちらは冬用のコート
宝石を縫い付けたジャケット!
これはこれで凄い。一見の価値あり。
こちらは華やかなパーティードレスのコレクション。
エキゾチックなモノやカラフルで奇抜なデザインも多いです。
エレガントなドレスも。
どれも物凄い細見です(笑
モデルしか着られませんね。
たくさんあるので、後編に続きます。