ヨットクルージングの旅は終わりましたが、まだまだマルティニークには滞在しています。マルティニーク島の南西にあたるLes Anses d'Arlertという地区です。
ビーチがとっても綺麗で、シュノーケリングに最適の海です。
マルティニーク島の東側は、ブラジル方面から大量発生した海藻に覆われて、ほとんど泳ぐことができないそうですが、西側はその海藻がないので、まだ美しい海を保っています。
Alexandre Stellioというマルティニーク出身のクラリネット奏者の人もこの地の出身だそうです。彼はパリのオペラ座でも演奏した有名な演奏家で、この地でもオーケストラを編成するなど、マルティニークの音楽教育の発展に尽くした人でした。
この辺りのビーチで少し休んだ後は、マルティニーク料理の夕食です。
La Baraqu’Obama というオバマ大統領ももじったフランス語のダジャレが名前になったレストランで、今日の夕食を食べます。
実際、オバマ大統領もここに訪れたらしいです。
レストランですが、この時期はビーチサイドの外席の方が大人気。
オバマという名前のカクテルもありましたが、プランターというカクテルにしました。
マルティニーク島は、ラム酒の名産地なので、地元のカクテルはラム酒ベースのものがほとんどです。
ちなみにミントとライムを使ったモヒートよりも、フルーツジュースとシナモンの入ったプランターというカクテルの方が、地元では人気があるらしく、どこに行ってもこのプランターがありました。
クレオール料理は、シーフードや肉をただグリルで焼くというシンプルな料理方法が多いです。これでも、しょう油やナンプラーなどのアジアの美味しいソースで食べれば、絶対美味しいのに、ここのソースは全然パンチがなくて、あまり美味しくない。
しかも値段は、パリ並かそれ以上です。
こちらはロブスター!ですが、ロブスターは一匹40€以上。高いなー
でも美味しそうですね。
結局、ロブスターはあきらめて、タコの煮物。これは和食っぽい味でまあまあ美味しかったです。でもやっぱり付け合わせの野菜が、ただの人参とレタスで何のドレッシングもかかっていないという。。。
さらにこちらはポークリブのグリルとフライドポテトの山盛り。このボリューム、すごいですよね。
こちらはColombo de pouletという鶏肉のコロンボスパイス煮込み。コロンボスパイスうのは、この地の特産で、カレーに近い味のミックススパイスです。カレーよりもコリアンダーの味が強めです。コロンボという名前は、大航海時代にコロンブスがこの地を開拓した際に、多くのスパイスを欧米に持ち帰ったとされており、それに由来しています。
このチキンは美味しかったです。