海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

マルティニークの植物園に行ってきました

今日は、マルティニークのバラタ植物園にやってきました。マルティニーク島の真ん中の山奥にある大きな植物園で、一応、観光ガイドやトリップアドバイザーなどでも、一押しの観光スポットです。
料金は、大人14€、子供8€。結構しますね。

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とりあえず中に入ります。最初に小さなクレオール式の家が展示されているので、そこを見学します。ここは、植物園になる前から実際にジョン・フィリップという人が住んでいた場所で、当時は植物園はありませんでした。
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以前にもご紹介しましたが、ヨーロッパ人による植民地政策で、この地の地元住民は絶えてしまい、代わりにアフリカから多数の奴隷がプランテーションの労働力として連れてこられました。クレオールとは、彼らの文化のことで、この地のもともとの住民の文化ではありません。この家も、スタイルはヨーロッパ式、中にいる人の洋服はアフリカ式です。
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さて、それではさっそく植物園の中を歩きます。
こちらはヤシの木の森。綺麗に整備されていて、歩きやすいです。
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綺麗な南国の花がたくさん咲いています。
説明がないものもたくさん花の名前は不明。植物園なんだから、もう少し説明もつけてもらいたいです。
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これはハイビスカスですかね。
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珍しい花が次から次へと続きます。
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こちらはストラングラー・フィグ(首絞めイチジク)の木です。やっと説明がありました。この木は、自分の根っこが成長しすぎて、他の木を取り込みながら一つになってしまった珍しい木です。もう一つの木はヤシの木のようです。それにしても根っこが元気すぎる。。
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暑いので、途中、休憩場所があるのは嬉しいです。園内には、日陰の場所もあるので、ところどころで休みながらゆっくり見学します。
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またまた珍しい花たち。これは中に水が溜まる仕組みになっています。しかも花だと思ったピンクの部分は、ガクで、小さな白い花が本当の花なんです。
南国の花はこのように、派手な部分は実は葉っぱやガクで、花の部分は小さいものが多く、そのため、この園内でもあまり花の香りはしませんでした。
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こちらはトーチ・ジンジャーという花。
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これも変わっていますね。ちょっと毒々しい感じ
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こちらはさっきのストラングラー・フィグ(首絞めイチジク)とは反対で、根っこが上からどんどん伸びてきて地につき、それで木自身を支えています。パンダヌス・パーム・フォレストという名前です。
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スパシフィラムに似た花。
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この植物園には、つり橋があります。重量の問題で、一度に二人しか橋の上に乗ってはいけないという看板がありました。なんだか怖い。。。二人っていっても、すごい太ってる人と二人になったら、ヤバいなーとか心配しましたが、大丈夫でした。っていうかみんな、全然心配してなくて、一度に三人、四人乗っている人もいました。
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植物園の後は、マルティニーク島の県庁であるフォー・ド・フランスに行ってみました。が、なんというか、かなり錆びれた感じの町でした。カリブの島にある賑やかな町というイメージを持っていたので、ちょっとガッカリです。
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が、ここに来た目的は、インド料理のレストランに行くためでした。クレオール料理に飽きてしまった私たちは、島で数えるほどしかないインド料理のレストランでランチをするために、ここまでやってきたのです。トリップアドバイザーで探したのですが、Le Tajという結構本格的なインド料理レストランでした。

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バターチキンカレー!

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マサラカレー!!

どちらもクレオール料理に飽きまくっていた胃に染みわたる美味しさでした。ライスもついていましたが、ガーリックとチーズのナンも注文して、お腹いっぱいです。

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食事の後は、地元の市場をふらふらしてみましたが、あまり目を引くようなものはありませんでした。
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こちらはラム酒と各種のフルーツを混ぜたフルーツ・ラムが売られています。カクテルというより、どちらかといえばフルーツのラムの原酒が混ざったものなので、そのまま飲もうとするとすごく強いです。ジュースで割ったり、氷や炭酸水で割ったりすると飲みやすくなります。
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