ランチの後は、近くにある凱旋門まで歩きます。
晴れているけれど湿気が少ないので、とても過ごしやすいです。
ベンチもたくさんあるので、歩き疲れたらちょっと一休み。
私は、食べ過ぎなので、もう少し歩きます(笑
さて、一本道を歩いていくと目の前に凱旋門が見えてきました。
パリの凱旋門と違って、レンガでできているので赤褐色です。
そもそも凱旋門は、ローマ時代に戦争に勝った記念に建てられたものが始まりのようで、パリの凱旋門もナポレオンの勝利を祝ったものですが、バルセロナの凱旋門は勝利の象徴ではありません。これは、1888年の国際博覧会の観客を迎えるために建てられたものだそうです。
近づいてみます。
凱旋門を彩る彫刻もちょっと近代的な感じがします。
この凱旋門は、先に続くシウタデリャ公園の入り口でもあります。
まっすぐ続くプロムナードの床には、バルセロナの町の地図が描かれています。
プロムナードの終わりには、こんなモニュメントがあります。
今まで歩いてきたプロムナードを振り返るとこんな感じになります。
そして、この先の横断歩道を渡ると、シウタデリャ公園に続いています。
シウタデリャ公園はもともとは、スペイン継承戦争後にスペイン中央政権がバルセロナを監視する目的で建設した要塞でした。当時、その圧政からバルセロナ市民には苦い思い出の場所であったこの要塞跡は、バルセロナ万博の会場として、市民の憩いの場である現在の公園に生まれ変わりました。
こちらは公園入口にある三匹のドラゴンのお城。ドメネク・イ・モンタネールによって設計されました。万博ではカフェ・レストランとして使用されました。
緑豊かで気持ちがいいです。ピクニックをしている人がいたり、アフリカ系の移民の人が絨毯やら民芸品を売ったりしています。
この公園は、コンサートやイベントでも使われていて、運が良ければカタルーニャのダンス大会が開かれているそうです。
公園の中央には立派な噴水があります。ローマのトレビの泉の影響を受けて作られたそうです。
噴水の後ろにある建物にも出入り自由です。右側の階段を登って行ってみることしました。
階段側からは、正面とは違った池の景色が楽しめます。
噴水の奥の建物も近づいてみるとなかなか素敵です。
さらに登って中に入ることもできます。
建物の上からの噴水の眺め。