昨日のつづき、バルセロナの大聖堂を見学しています。
主祭壇の下には、地下聖堂があります。
2月14日の『サンタ・エウラリアの日』には、この門が開放されて中に入ることができるそうです。棺の尖塔の上には、右手を掲げて十字架を手にしたサンタ・エウラリアの像が立っています。
こちらがサンタ・エウラリアの棺です。
門の手前の右手の箱に50サンチームのコインを入れると、ライトアップされます。
聖堂は壮麗なフランス・ゴシック様式ですが、聖堂内に入ると、内部はカタルーニャ・ゴシック様式と呼ばれる造りで、荘厳な高い天井や何本もの柱、そして珍しいデザインのステンドグラスから差し込む強い日差しのおかげで、教会内は比較的明るく保たれています。
さて、こちらの大聖堂のもう一つのおススメポイントは、塔に登ってみる外の風景です。入場のチケットに塔への入場が含まれているので、エレベータで登ります。
かなり古いエレベータ、この時は私一人だけだったので、途中で止まってしまったらどうしようかと、少しドキドキしながら登っていきました。
屋上に着きました。
思ったよりも、いろいろ見どころがあります。カテドラルの尖塔部分も間近に見ることができます。
もちろんバルセロナ市内も見渡せます。
こちらが大聖堂のシンボルともいえる塔の部分です。
こちらの仮設階段を登って上まで行けますが、足元が全部丸見えなので、高所恐怖症気味の私にはかなり怖かったです。。。
とはいえ、上まで登ってしまえば、かなり遠くまで見渡せます。
この間まで泊まっていたバルセロナWホテルが遠くに見えます。
こちらは教会の鐘桜。
バルセロナ市内を見渡して
中央の遠くに見えるのはサグラダ・ファミリアです。
もっと先まで行けましたが、交渉恐怖症なのでこの辺で終わり。
さて、また教会内に戻ってきました。
屋上の展望台の入場は6時までだったので、先にこちらを見た後、教会内のチャペルをもう一度よく見て回ります。
『慈悲の秩序基盤の祭壇画』
彫刻家:Joan Roig
絵画:Francesc Viladomat
実際のチャペルの祭壇は眩いほどの装飾。
たくさんの聖書の場面を元にした絵画がはめ込まれたチャペル。
とにかくすごい祭壇がたくさんあります。
これはタイトルをそのまま訳すと、『聖ペテロの礼拝堂内にある聖マーティンの使徒』
その他にも、目を見張るような素晴らしいチャペルの装飾画たち。
パイプオルガンも大きくて豪華ですね。
聖堂内を見た後は、隣接する修道院の方に進みます。
外回廊と中庭になっているので、日差しが入ってきてとても明るい感じです。
この外回廊にもたくさんのチャペルが並んでいます。
この中庭にいる13羽のガチョウは、13歳で殉死したサンタ・エウラリアを表しているそうです。
もう夜7時を回ってしまったので、聖堂内には戻れません。
そのまま外に出ます。外はまだまだ明るいですね。