ルクソール観光 ハトシェプスト女王葬祭殿 その3
まだまだすべてを紹介しきれていないハトシェプスト女王葬祭殿。。。
本当に広いんです。じっくり見るには、たっぷりと時間をとった方がいいですね。
二階部分の左側にもテラス式の空間があります。
右側に描かれているのは、おそらく牡牛の姿をした神、アビス神です。
頭に日本の羽をつけていますが、これは正義と真理の象徴として、エジプトの神々がよく身に着けているものらしいです。
左側はおそらくアメン神でしょう。
ズームアップしてみると、さらにたくさんのヒエログリフが描かれていることが分かります。アメン神が手にも持っているのは、生命のシンボルであるアンクという杖です。
正面の部分にある礼拝堂の他に、この左側にもハトホルという礼拝堂があるそうです。
柱の一本一本にもたくさんのヒエログリフがあって、これが全部読めたら楽しいでしょうね。
先ほどのレリーフと反対の向きをした絵が現れました。
さらにテラスの中は、かなり破壊されてはいますが、柱像などもしっかり残っています。
こちらの柱像にあるのは、ハトシェプスト女王でしょうかね。
ガイドさんは、外で待機していて、一緒に回れないので、直接説明を聞くことができませんでした。。
女性っぽい顔に見えますが、ハトシェプスト女王は自分を女性として描かせなかったということですから、彼女ではないのかもしれません。
もしかすると、ハトホル女神かもしれませんね。ここはハトホル礼拝堂なわけですし。
ハトホルは、愛と喜びと舞楽の女神で、ホルス神の配偶者で、太陽の娘とされていました。
さらに奥に進みます。一部、奥の部分は閉鎖されていました。
またまた色が残っているレリーフ。多くの兵士が遠征に行く様子を描いたものらしいです。
正午近くになると、さらに人が増えてきました。
この後は、王家の谷に向かいます。