へレスの大聖堂への入場チケットで、サン・ミゲル教会も見学できるというので、やってきました。外はとっても良いお天気です!
サン・ミゲルは、フランス語でいうところのサン・ミッシェル、つまり大天使ミカエルを祀った教会ということになります。
入り口は、白と青のタイルにアラベスク模様が描かれていて、アラブっぽい雰囲気です。
入り口の中庭も教会というよりは、モスクの入り口?と錯覚するような感じ。
でも中に入ると、しっかりとキリスト教の教会でした。
ドーム状の高い天井を見上げたところ。白い壁が特徴的な荘厳な雰囲気の教会です。
さらにたくさんのキリスト教の儀式に使われる道具などが展示されていました。
こちらは司祭が身に着ける衣装。
どれも手製の刺繍がされていたり、一部タペストリーのような織り込みの生地が貼りつけられていて、聖書の中の有名な聖人や場面が再現されています。
こちらは別の聖壇に祀られているイエスの磔像。かなり古く感じましたが、この教会が作られた16世紀当時のものが一部残っているとのことでした。
こちらの銀製の装飾品も本当に見事。。。何に使うのかはよく分かりませんでしたが、細かい銀細工を見るだけで溜息が出ます。
こちらは教会の中央に設置されてい大聖壇の一つ。豪華な金色のファサードのような中に数々の有名な場面がレリーフの像とともに再現されています。
こちらはもう一つの金細工の聖壇です。奥には小さいですがマリア像が設置されています。そして、一番トップには、神の全能の目。よくフリーメーソンのマークとかにも使われている目のマークです。
天井のドームの装飾も豪華です。
こちらは儀式の時に使われる装飾品。
とにかく小さな教会の割には、見どころがたくさんありました。
さらにまたまた大きな聖壇。
こちらは大天使と堕天使の戦いの場面を描いたレリーフ画です。
シェリー酒の試飲のために立ち寄ったへレスでしたが、大聖堂と教会の観光でほとんどの時間を使ってしまいました(笑