夏のバカンス回顧録の続きです。 今回は、南フランスのバスク地方にあるバイヨンヌという町を訪れています。バスク地方とは、ピレネー山脈からフランスの南西部とスペイン北部の国境の地域で、独自の言語、文化、歴史をもっています。 ここ、バイヨンヌはバ…

もう秋ですが、夏のバカンス記事の続きに戻ります。 この日は、南フランスのシブールという町に来ました。シブールは、フランスのバスク地方にある小さな港町です。 この日は、お天気が曇りで写真映りはイマイチですが、とても素敵なところです。なぜわざわ…

パリの中心部にあるジャックマール・アンドレ美術館に行ってきました。ここは１９世紀のブルジョワの邸宅を開放した美術館で、住んでいた夫妻が集めた芸術作品のコレクションのみならず、美しい調度品や豪華な造りの邸宅の隅々を見ることができる場所です。…

前回と同じ、パリ近代美術館で、ただいま開催中のもう一つの企画展『マティスとその娘マルグリット展』にも行ってきたので、そこで気になった作品をアップします。 この展覧会は、画家マティスが一人娘（息子は二人いる）のマルグリットを少女時代から大人に…

さて、夏のバカンス、この日は国境を超えて、スペインのサン・セバスチャンへ行ってきました。フランス国境からの距離は２０kmですが、国際的な映画祭があることでも知られている観光地です。アートと建築の街としても有名だそうです。 せっかく来たのにあい…

夏のバカンスで、フランスのバスク地方に行く途中、夫の友人がリモージュの近くに住んでいるというので、そこに一泊させてもらうことになり、その途中に位置するラ・ロッシュフォーコールドという小さな村にお城があるので、そこを観光していくことになりま…

今回は、初めてのミシュラン一つ星のレストランに行ってきました。 パリ郊外で、マルリー・ル・ロワ（Marly le Roi）というヴェルサイユの近くにある小さな町で、２０年に渡ってミシュランの星を維持し続けている日本人シェフのお店ということで、フランス人…

ずっと涼しいというか冷夏のパリでしたが、やっと少し暑くなってきました。先週、パリ近代美術館に行ってきました。 パリ近代美術館はエッフェル塔の近くなので、観光の際にはついでにトロカデロ広場やエッフェル塔にも立ち寄るといいですね。 パリ近代美術…

さて、この展示会の一番の見どころといっても過言ではない最後の部屋がこちら、鏡とガラス細工の間。部屋に入った途端、カシャカシャとガラスがぶつかるような音が効果音として流れていました。また、他の部屋もそうですが、部屋の中には、香水の香りが漂っ…

次の部屋に行く前にあったのは、２０１３年のミラノコレクション夏に登場したマクラメレースドレスだそうです。マクラメって？と思って調べたら、糸を結びながら模様を形作っていくレースの編み方のようでした。ファッションに詳しい人だったら、もっと色々…

次の部屋は、シチリアの伝統に敬意を表したデコレーションで、これでもかというほどカラフル！！鮮やかな色取りの華やかな模様が、ドレス、コスチュームだけでなく、壁や床のタイルにまで使われています。 こちらのタイル素敵。タイルは、古代の装飾スタイル…

パリのグラン・パレで開催されているドルチェ＆ガッバーナ展に行ってきました。こちらは3月31日までやっているので、興味のある方で、パリに来る予定のある方はぜひ行ってみてください。チケットは予約必須です。（今日も、パリは学校が冬休み期間中なので、…

クリストフル展、写真をたくさん撮ってきたので、さらに続きます。 ２０世紀になると、高級ホテルのレストランの食器などにクリストフルの製品が扱われるようになり、そこで高級ブランドの地位を揺るぎないものにしていきました。 下の写真は、ホテルリッツ…

ものすごく久しぶりの更新です。パリのルーブル美術館の隣にあるアールデコ美術館で、フランスの高級シルバーウェアメーカーのクリストフルの展覧会に行ってきました。昨年の11月から開催されていましたが、なかなか見に行く機会がなく、今回やっと行くこと…