海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

フランス中世の町ル・カステレを散歩してみました

クレープランチでお腹がいっぱいになったところで、腹ごなしに町歩きをしてみました。このル・カステレという町は、中世の雰囲気を残した要塞都市ですが、今は、町の大部分は観光用のショップやレストランが並んでいます。

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ちょっとハイソな観光客向けに、素敵なギャラリーもいくつかありました。
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ここの絵は、とても気に入りましたが、買うと小さなものでも30万円くらいはするので、写真を撮っただけですが。
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普通のお家も、綺麗な花が扉の周りにまでつたってきていて、とってもおしゃれ。
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こちらは外の飾りが派手なブティック。
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現代アートっぽい工芸品や、雑貨を売っているお店など。
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ちょっとしたこういう場所にもオシャレな雰囲気がいっぱい詰まっています。
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大きなテディベアが目印のまた別の雑貨屋さん。

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ここには昔パン屋さんで、本当に使われいてた竈があるんです。今は、この通り、お店のデコレーションになっています。

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さて、町の一番高いところにある町役場にやってきました。
大きなクリスマスツリーが飾られています。(実は、この記事は、クリスマス休暇の際の、回想録なので、この日はまだ1月2日です。)
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こちらが要塞の頂上。ここから攻めてくる敵に攻撃を仕掛けていたんでしょうね。
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要塞だけあって、眺めはとても良いです!

マルセイユからは車で1時間半ほどで来ることができます。なかなか訪れる機会はないとおもいますが、もし近くに行く際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
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南フランスの町カステレでクレープランチ

ラ・シオタの後は、ル・カステレという中世の要塞都市にやってきました。

ここでランチをする予定です。海沿いのラ・シオタからは内陸に入ります。

地図の右側、青い線をたどっていくと、その右横に茶色の線で円状になっている部分が、このル・カステレという町になります。

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町の中は、車両立ち入り禁止なので、要塞の下にある駐車場に車を停めて、歩いて向かいます。
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さて、町の中に入りました。以前にご紹介した、サン・ギョームに少し感じが似ていますね。
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町の真ん中にある教会に入ってみます。誰もいませんでした。
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黄金に光り輝く聖人の像です。サン・クレアという聖人のようです。

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そしておなじみにキリスト生誕場面を再現したクレッシュ。プロヴァンス地方の名産の陶器でできたサントン人形が飾られています。
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こちらもサントン人形の像。


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さて、教会の後は、お腹が空いていたので、さっそくランチのレストランへ向かいます。ここはカステレの町の中心にある『Le Roy d'Ys』というクレープ屋さんです。

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ランチタイムということもありますが、中は満席状態。私たちは大人6人、子供5人の大人数なので、事前に予約しておきましたが、予約がなかったらどうなっていたことか。
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このお店の名前は、Le Roy d'Ys、つまりは、私たちの王様ということで、クレープの王様というくらいたくさんの種類がありました。

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普通のクレープ屋で見かけるメニューの他に、この地方独特のRegionalesというメニューがあり、バスク地方のものや、プロヴァンス地方特産のトマトやバジルをたくさん使ったもの、さらにアルプス地方の特産であるロブロションというチーズと生クリームとベーコンを使ったメニューなど、とても種類が豊富でした。
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とりあえず、飲み物は、お店で作っているというシードルを注文してみました。
シードルには、甘口と辛口がありますが、これは辛口。スッキリとした飲み口で、りんごのさわやかな香りが特徴です。

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さて、私はProvencalというクレープにしました。中身は、炒めた玉ねぎ、トマトソース、グリエールチーズ、アンチョビ、黒オリーブ、プロヴァンスのハーブで、プロヴァンス色のクレープ。アンチョビがかなり塩辛かったけれど、美味しかったです。
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旦那は、Seguinというベジタリアンのクレープ。中身は、トマト、ヤギのチーズ、ハチミツ、松の実、生クリームが入っています。
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そして、デザートメニュー。こちらも何ページもありましたが、私たちが注文したところのメニューだけ写真を撮ってみました。

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洋ナシとたっぷりのチョコレートソースに、生クリームとアーモンドチップのトッピング、そしてバニラアイスクリームがのっています。うーん、美味しい!
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こちらは、見た目は上のものよりもおとなしいですが、焼きリンゴにキャラメルソースがたっぷりかかったもので、こちらも絶品!
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お腹いっぱいになりました。この後は、カステレの町をぶらぶら歩いてみたいと思います。

港町ラ・シオタに立ち寄ってみました

翌日は、マルセイユから東に移動して、カシスの隣にあるラシオタ(La Ciotat)という港町に立ち寄ってみました。

お天気は曇り晴れですが、気候はパリよりも暖かめの14度です。

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フランスの港町特有の風景です。古い建物とヨットが並んでいて、絵になります。
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こちら側はもう少し青空が出ていました。
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大きめのボートも停まっています。素敵なボートですが、かなり高そうです。
ボートによっては、電話番号が書かれていて、チャーターできたりするものもあるようです。
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港の中心にあるオブジェ。夜はライトアップされて、La Ciotatの文字が浮き上がるみたいですが、昼間はほとんど見えません。
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さて、港町から少し歩いて、カランクの方に行ってみます。
カランクは、マルセイユやカシスからずっと続いてきている海岸沿いの切り立った岩に囲まれた地形のことで、この辺一帯は、国立公園に指定されています。
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マルセイユとは、また少し違った風景が楽しめます。岩の性質が違うようです。
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国立公園の表示です。夏場は高温になるので、山火事の危険があること(6月から9月には、高温になると閉鎖されます)や、ドローン撮影は禁止されていることなどが書かれています。

マルセイユのカランクは石灰石が中心なので、白く見えますが、ここの岩は、砂と小石からなるAllviumという石が中心なため、赤っぽく見えるそうです。カランク丘の頂上は394mで、上からは絶景が眺められるとのこと。
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ここから、次の町、カステレ(Le Castellet)に向かい、昼食にします。

マルセイユの友人宅でニューイヤーパーティーでワイン三昧

時間はさかのぼりますが、マルセイユの友人の家のニューイヤーパーティーに呼ばれていましたので、その様子をお届けします。

お家には、可愛らしいクリスマスの飾りと恒例のクレッシュが飾られています。

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お手伝いしていたので、あまり料理の写真がありませんが、アペロディネトワというスタイルのパーティーで、伝統的なディナー形式ではなく、立食でフィンガフードを並べて、好きなものをとって食べるというカジュアルなパーティーです。

最近では、フランスでも、堅苦しいディナー形式は、用意する方も大変ということで、みんなでいろいろ持ち寄って、ビュッフェ形式で楽しむこのスタイルが人気です。

手前には、塩味のペイストリーということで、ソーセージロール、ベーコンとオリーブのねじりパイ、ソルシソンというサラミの盛り合わせ、それからチーズ、奥には野菜スティックなどなど。

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今回の目玉はワインです。パーティーを主催した友人が、大のワイン好きで、ソムリエクラスも一部、受講したことがあるそうで、いろいろなワインを揃えてくれました。

こちらは、Chateau Bouscasseの赤ワイン。ブドウの種類(セパージュ)は、Tannatという品種だけを使って作られたワインですが、ブラックベリーやチョコレートの香りの豊かな赤ワインです。お値段もかなり良いです。
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さらにこちらは、かなりのレアボトル。ApperationはPouilly Fumeで、ドメインはMichel Reddle et Fils、ワイン名はMajorumです。こんなレーベルのワインなので、それほどでもないのかと思いましたが、これで1本1万円近くするそうです。セパージュはSauvignonが100%。とても辛口でミネラル分の強いワインですが、レモンやりんごのようなさわやかな香り特徴的です。

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お次はこちら。マルセイユの上、アクサンプロヴァンス地方で生産されたこちらのワイン。ドメインはChateau Simoneで、ブドウ品種は、Clairette。こちらも初体験です。
アプリコットやパイナップルなどのフルーティーな香りが特徴的で、味はとても深みがあって舌に長く残ります。あまり知られていないようですが、素晴らしいワインです。お値段は6千円くらい。
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そしてこちらは、ブルゴーニュのCote de Beauneの白ワイン。有名なChassagne Montrachetの1級畑のワインです。1er Cruというのが1級という意味で、何もついていないものよりも、さらに良い土地で取れたワインということを表わしています。ほかにも特級Grands Cruという表記があり、これは1級よりもさらに上の畑という意味になります。ドメインはSylvain Morey.

こちらのワイン、口に含んだ瞬間にワーっとフルーツやミネラルの複雑な味が広がって、とても長く舌に残る最高級のワインです。香りもバニラ、洋ナシ、レモンなどのフルーティーな香りだけでなく、少しナッツやパンのような香りも混じっています。

1本、1万8千円くらいするらしいです。

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こちらは、私たちが持ち寄ったワイン!!ブルゴーニュで買ったCote de Beauneの赤ワインです。ブドウ品種はPinot Noir100%。

かなりドライでミネラル分が強いワインですが、ラズベリーブラックベリーなどの赤いフルーツ系の香りも楽しめるほどよい酸味のあるワインです。特にチーズとの相性は抜群でした。
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他にも書き忘れましたが、アペリティフにはロゼシャンパンや、Montusというボルドートゥルーズの真ん中あたりにあるMadiran地方の白ワインだったり、ワインだけで7,8本空けたんじゃないでしょうか(笑)。もちろん大人7人ですが、それでも一人1本程度は飲んだことになります。
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飲み比べをしているので、もちろんグラスも白と赤用に分けています。
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さらに、こちらは空気を含ませるための装置。大きなデカンタからその装置を通してグラスに注ぐことで、さらに空気とワインが混じり合うんだそうです。
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お料理の紹介も少ししましょう。こちらは、長ネギの生クリームソテーの上に、ホタテのグリル、そしてトリュフのトッピングがされたもの。とても美味しかったです。特にモンラッシェの白ワインとのマッチは最高でした。
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そしてチーズ!!ナイフが突き刺さっているのがちょっと怖いですが、フランスでは別にマナー違反ではないそうです(笑

私たちが、購入してきたチーズも並べたので、チーズ屋さんか??というくらいのたくさんの種類のチーズの盛り合わせになりました。
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デザートは、真ん中にパンデピスというドライフルーツとスパイスがたっぷり入った重めのケーキ、そして、カリッソンという南フランス特産のアーモンドパウダーで練ったお菓子、そしてナヴェットというこちらも南フランス特産のクッキー。オレンジフラワーやアニスなどのエッセンスが香るさっぱりとしたクッキーです。
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そして、プチガトーとマカロンの盛り合わせ。幸せなニューイヤーパーティーでした。
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マルセイユのモロッコレストラン La Fontaine

マルセイユの友人に、お勧めのレストランを聞いたところ、モロッコ料理のレストランが美味しいというので、行ってきました。

マルセイユの中心地から少し離れた所にあるLa Fontaineという名前のレストランです。

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予約をしておいて正解でした。中は満席!アラブ系のお客さんも多く、期待できそうです。
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メニューは、野菜と肉の煮込みをクスクスと合わせて食べるクスクス料理が中心です。

お肉の種類によって、いろいろと選べます。値段はかなり安めです。
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それからFormule(フォーミュル)というのは定食のことで、前菜にサラダかブリックというチーズのパイ包みが選べます。メインはシェフのおすすめクスクス料理、そしてデザートは、アラブ菓子3点または、チュニジアンクリーム(これは私にもどんなものかわかりません)が選べます。これで20€。

そのほかに、シェフのおすすめとして、タジン料理があります。タジンは先の細くなった独特の形をしたタジン鍋で、お肉や野菜、ドライフルーツやオリーブなどを、たっぷりの香辛料とオリーブオイルで煮込んだものです。

結局、4人で、タジン二つ、クスクス料理を二つずつ頼んでみました。

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まずはクスクスから。豆と野菜がたっぷり入ったトマトベースのスープが美味しそうです。

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こちらは羊の方肉をローストして、そのあとクスクスのスープと一緒に煮込んだもの。食べるときは別々のお皿に分けて、盛り付けられます。それにしてもこれで一人前、すごい量です。。。
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そして、もう一皿は、牛と羊肉のステーキ、ミートボール、そしてメルゲズという香辛料のきいたソーセージ。こちらも煮込みの後、別皿に盛られます。見ているだけで、お腹いっぱいになるような量に唖然。。。
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さらに、大量のクスクス。これはフランスでは、スムルと呼ばれますが、小麦粉を原料としたパスタを米粒よりも小さくしたもので、アラブ料理でよく使われます。フランスでは、このクスクスを使って、タブレなどのサラダもよく作ります。

ちなみに、ご飯替わりにこのクスクスの上に、スープやタジンの汁などをかけて、食べるのが一般的です。
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私が注文したタジンがきました。こちらがタジン鍋のふたをとる瞬間!

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ラム肉とドライフルーツ、デイツとハチミツ、アーモンドがたっぷり入った甘い味つけのタジンです。私は、このタジンが一番好きなんです。

さっそく食べてみます!!

美味しいーー。味が濃厚で、今まで食べた中で、一番おいしいと思いました。。
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さらに食後にミントティー。ミントの葉をたっぷり入れて、お砂糖を入れた甘い飲み物です。高いところから注ぎ込むのは、泡立つほど空気が入ると美味しいと思われているからだそうですが、なかなか技術が要りそうです。

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そして、デザートのアラブ菓子!!トルコのバクラバをはじめ、アラブのお菓子は、かなり甘党でないと、甘すぎるといわれていますが、私はこれくらい甘いのが大好き。ハチミツとナッツたっぷりのお菓子をたくさん頂きました。
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ごちそうさまでした。

マルセイユ、カランク国立公園のハイキング

マルセイユにやってきました。快晴です!!

パリの冬は、快晴の日は少なくて、せっかく日が出てもショボっとしていて、すぐに日が陰ってしまうことが多いので、太陽を求めて南フランスにやってきたわけですが、来てよかった。綺麗な青い海と、雲のない空!!
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今日は、カランク(calanque)国立公園で、背筋んぐを楽しみたいと思います。

カランクとは、プロヴァンス地方の海沿いに見られる特徴的な地形で、切り立った岩に囲まれた入江のことです。岩山は、白っぽくて乾燥していて、低木の植物がチラホラとみられます。非常に乾燥しているので、夏場、気温が高温になると、自発的に山火事がおこって危ないため、夏季には一部の区間が閉鎖されるほどです。

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マルセイユのカランクは、下の写真の赤い点がついている場所に渡っていて、車は途中までしか入れないので、ハイキングで入るか、後はマルセイユ港からカランクを周遊できるフェリーが出ているので、それに乗って海側から景色を楽しむことができます。

今回は、左側のLes Goudesから入って、二つ目の赤丸、Callelongueまでの沿岸を歩き、そのあとは内陸に入って岩山の頂上Marseilleveyre(マルセイユ・ヴェイル)を目指すルートにしました。

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カランク国立公園は広いので、一日ですべて回るのは無理ですが、とても綺麗で、カランクごとに魅力も異なるので、数日滞在する場合には、場所を変えていろいろ楽しめるのもポイントです。こちらは、前回、ハイキングした時に撮った写真です。

カシスというマルセイユの隣町に近いカランク(Port Pin やPort Miou)の写真で、個人的には、カランクの中で一番きれいなのはここかなと思っています。

これはPort Pinの写真。

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これもPortPinを別の角度から撮ったもの。

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こちらはPort Miouです。たくさんのボートが入江沿いに停められていて、それもまた絵になります。ここは、駐車場からも歩いてすぐなので、たくさん歩くのが苦手な人向けです。

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今回は、左側のルートになります。カランクのハイキングは、ハイキングというよりは登山に近いので、もしハイキングをする場合には、十分な装備が必要です。

岩肌はツルツルしていて滑りやすいので、登山用のしっかりと滑り止めのついた靴があった方が良いでしょう。さらに登りもけっこうきついので、登山用の杖もあるといいと思います。それから日差しが強いので、サングラスや帽子、十分な水と行動食も必要です。
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途中は、かなり登りの険しい場所もいくつかあります。小さいお子さんがいる場合には、ちょっと難しいかもしれませんね。
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でも、カランクの景色は最高です!
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こちらは、少し登った岩山から眺めるカランク。綺麗ですね。
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そして、やっと頂上に着きました!やったー!!

頂上には、クロスがありましたが、写真では上のクロス部分が切れてしまいました(笑
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頂上から見るマルセイユの街。こうしてみると、マルセイユって広いですね。
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この後は、下山してレストランに行きます。

モンペリエのフードコートHalls de lezに行ってきました。

サン・ギョーム・ル・デザー村の観光を終えて、モンペリエに着いたら夜になっていました。モンペリエには、夫の友人が住んでいるので、その人と待ち合わせて、夕飯を食べることになっています。連れて行ってもらったのがここ。

最近フランスで流行っている、ちょっとお洒落なフードコートです。スペインにある大衆バルをモデルにした大きな屋内スペースに、世界各国から集まったお店がさまざまな料理を提供するスタイルで、パリでも何軒かオープンしています。

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まずは飲み物をゲットします。あ、その前にテーブルをゲット!
結構、混んでいるので、なかなか空きが見つかりませんが、なんとか4人席を確保しました。

さて、こちらのバーでは、ワインはもちろん、ビールやその他のアルコールもいろいろ置いていましたが、私たちはなんといってもワインが好きなので、ワインに興味津々。

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白ワインのリストはこちら。ローカルのものが中心です。ちなみに左側の数字はグラスワイン、右側がボトルのお値段です。
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買ってきたのは、こちらのL'ete Gascon Blanc, Domain de Pellehautというボルドーの南にあるCote de Gascogneという場所で生産された白ワインで、シャルドネを中心にして、マンソン(Manseng)というブドウを合わせた爽やかな香りのフルーティーなワインでした!f:id:S_tabearukirecipe:20240115172006j:image

それでは、食べ物を探しに出掛けてきます。
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こちらはスペインのイベリコ豚の生ハム、チーズ、コロケッタ、ソルシソンなどが並んでいて、美味しそう。
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そして魚介類の盛り合わせなど。しかし、フードコートとは言っても、値段が結構高いです。普通のレストランの方が安いくらい。。。このシーフードの盛り合わせも小さくて22ユーロ、大きいのだと30ユーロとなっていましたが、まあここで食べなくてもいいかな、、という感じです。
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豚の丸焼き、その他のいろいろな肉料理もたくさんあります。

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こちらはアラブ料理。ケバブや前菜、上の段にはお菓子も並んでいます。どれにしようか目移りしてしまいます。
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結局、私が買ったのは、マグロのセビーチェのサラダ。写真手前の紙のお皿に入ってるやつです。お腹が空いて、ちょっと食べちゃいました。これだけでも14ユーロもしました。

奥には、インド料理の揚げ物セット。ナスとか人参とか、スイートポテトなど。インド風の天ぷらといったところでしょうか。グリーンのヨーグルトソースをつけて食べます。

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さらにこちらはアラブ料理。ファラフェルというひよこ豆のコロッケと、フムスというひよこ豆のペースト、クスクスのサラダ、ピタパン、フライドポテトなどの盛り合わせです。
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そして、友人が買ってきたピザ。これは美味しかったです。生ハムとドライトマト、バジルのピザ。

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4人でこれだけ食べて、お腹いっぱいになりましたが、そうなるとデザートも食べたい。

またまたデザートを探しに行きます。

ここはアイスクリーム屋さんなのですが、寒いのでアイスは食べたくないなーと思っていたら。。。
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揚げたてのチュロスを売っていました!!
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たっぷり粉砂糖のかかったチュロスにチョコレートクリームをつけて食べます。美味しいけど、もたれる。。。
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そして、アラブのお菓子も。私は、バクラバ大好きなんです!さすがに4人で分けても多すぎました。とはいえ、なんだかんだで、結構、金額はいったので、レストランで食べるよりも高くついたと思います。ただ、みんながそれぞれ好きなものを買ってきて食べられるという楽しみもあるので、そこが人気の秘訣なんでしょうね。
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このあとは、マルセイユです。