マルセイユ、カランク国立公園のハイキング
マルセイユにやってきました。快晴です!!
パリの冬は、快晴の日は少なくて、せっかく日が出てもショボっとしていて、すぐに日が陰ってしまうことが多いので、太陽を求めて南フランスにやってきたわけですが、来てよかった。綺麗な青い海と、雲のない空!!
今日は、カランク(calanque)国立公園で、背筋んぐを楽しみたいと思います。
カランクとは、プロヴァンス地方の海沿いに見られる特徴的な地形で、切り立った岩に囲まれた入江のことです。岩山は、白っぽくて乾燥していて、低木の植物がチラホラとみられます。非常に乾燥しているので、夏場、気温が高温になると、自発的に山火事がおこって危ないため、夏季には一部の区間が閉鎖されるほどです。
マルセイユのカランクは、下の写真の赤い点がついている場所に渡っていて、車は途中までしか入れないので、ハイキングで入るか、後はマルセイユ港からカランクを周遊できるフェリーが出ているので、それに乗って海側から景色を楽しむことができます。
今回は、左側のLes Goudesから入って、二つ目の赤丸、Callelongueまでの沿岸を歩き、そのあとは内陸に入って岩山の頂上Marseilleveyre(マルセイユ・ヴェイル)を目指すルートにしました。
カランク国立公園は広いので、一日ですべて回るのは無理ですが、とても綺麗で、カランクごとに魅力も異なるので、数日滞在する場合には、場所を変えていろいろ楽しめるのもポイントです。こちらは、前回、ハイキングした時に撮った写真です。
カシスというマルセイユの隣町に近いカランク(Port Pin やPort Miou)の写真で、個人的には、カランクの中で一番きれいなのはここかなと思っています。
これはPort Pinの写真。
これもPortPinを別の角度から撮ったもの。
こちらはPort Miouです。たくさんのボートが入江沿いに停められていて、それもまた絵になります。ここは、駐車場からも歩いてすぐなので、たくさん歩くのが苦手な人向けです。
今回は、左側のルートになります。カランクのハイキングは、ハイキングというよりは登山に近いので、もしハイキングをする場合には、十分な装備が必要です。
岩肌はツルツルしていて滑りやすいので、登山用のしっかりと滑り止めのついた靴があった方が良いでしょう。さらに登りもけっこうきついので、登山用の杖もあるといいと思います。それから日差しが強いので、サングラスや帽子、十分な水と行動食も必要です。
途中は、かなり登りの険しい場所もいくつかあります。小さいお子さんがいる場合には、ちょっと難しいかもしれませんね。
でも、カランクの景色は最高です!
こちらは、少し登った岩山から眺めるカランク。綺麗ですね。
そして、やっと頂上に着きました!やったー!!
頂上には、クロスがありましたが、写真では上のクロス部分が切れてしまいました(笑
頂上から見るマルセイユの街。こうしてみると、マルセイユって広いですね。
この後は、下山してレストランに行きます。