さて、夏のバカンス、この日は国境を超えて、スペインのサン・セバスチャンへ行ってきました。フランス国境からの距離は20kmですが、国際的な映画祭があることでも知られている観光地です。アートと建築の街としても有名だそうです。
せっかく来たのにあいにくの雨です。
歴史を感じさせる建物に、小さな噴水が付随して造られています。
南フランスがスペインでは、噴水をよく見かけるのですが、こういうタイプはとても珍しいですね。
サンタマリア・デル・コロ大聖堂。正面のファサードの前には観光客で賑わっています。
ちょっと見えにくいですが、時計の下には、サン・セバスチャンの名前の由来ともなった矢で射られた守護神セバスティアヌスの像が見られます。
中に入るには、3€の入場料がかかります。
たくさんの彫刻の施された豪華な祭壇がいくつもありました。
フランスの教会と似ています。
2階には、キリスト生誕の様子を再現した人形がおかれています。
教会の前は、一番賑やかな通りのようです。
ここから海岸へ向かって10分ほど歩いてみました。
お天気が悪かったので、海は灰色ですね。。。波はあまりなく穏やかでした。
こちらの立派な建物は、市庁舎だそうです。
さて、ここへきた一番の目的は、タパスを食べること。
私はスペインのタパスが大好きなんです。中でも、サンセバスチャンは、安くて美味しいタパスバーがたくさんあることで知られているらしいです。
下調べは全くしていませんでしたが、通りがかりで見つけたこちらに入ってみます。
結構並んでいましたが、サービスがとても効率的なので、回転が早いです。
店に入ると、紙と鉛筆を渡されて、ガラスウインドウの中にある好きなタパスの番号と個数を書いて、さらに自分のテーブル番号も書いて、スタッフに渡すだけです。注文はとってもスムーズでした。
手前にある魚はニシンの塩漬けなんですが、これ、本当に美味しかったです。あとは、サーディーンの酢漬けやサーモンなど。
さらに左の黒い海苔巻きのようなものは、イカ墨のご飯とスペインのシシトウのようなもので、これも美味しかったです。大きなチョリソーが二つも付いているものや、ヤギのチーズにオニオンコンフィを厚切りベーコンの上にのせたものなど、ボリュームたっぷりです。
6時くらいに行ったのですが、ほぼ満席状態でした。帰る頃には(7時くらいかな?)外に行列ができていました。
とても美味しかったです!おすすめです。
半日だけの観光だったので、今度はもっとゆっくり来てみたいです。