プティ・パレで、カーロイ・フェレンツィ展を見てきました。
私は、パリ市の美術館(プティ・パレやパリ市立現代美術館、ガリエラ美術館などを含む)の年間パス(50ユーロ)を持っているので、暇があれば、その都度、新しい展覧会を見に行ったりしています。普通、展覧会は1チケット17ユーロくらいするので、3回行けば元が取れます(笑。
今回は、2026年9月6日まで開催されている、ハンガリーの画家、カロリー・フェレンチー展に行ってきました。
全く聞いたことのない画家でしたが、19世紀末から20世紀初頭にかけて欧州で活躍したモダン画家の一人だそうです。モネやルノワールを思わせるような印象派の作品で、かなり私の好きな感じの絵が多かったです。ここに幾つか、載せておきます。ハンガリーでも裕福な貴族の家庭に育ったフェレンチーは、上流階級の目線で、ハンガリーだけでなく旅先の当時のヨーロッパの様子を描いています。
表題の写真を忘れてしまったので、本来の作品名は分かりませんが、花を生ける女性を描いた絵です。

こちらは、表題『鳥の鳴き声』。
木の上にいる鳥を見上げている女性が印象的。実際の鳥の姿が見えないところも想像力を膨らませます。
こちらも、表題は忘れましたが、確か、中心に座っている人が神父さんで、彼の説教を皆が聞いている、といったような場面だったと思います。優しい色遣いですね。

これは、三月の田舎の風景。朝日があたる農家の様子を描いています。
これは、光のもたらす効果に焦点を当てて描いた作品で、森の中でスケッチをする画家の友人(女性)を描いたもの。
これは、私が今回、一番好きな作品です。これも光の効果に的を絞った作品で、丘の上に立つ画家(作者自身)が描かれています。
残念ながら、これも表題を忘れてしまったのですが、田舎の道を小さな女子学生たちが歩いている様子が描かれています。
こちらは、最初、小川の風景画だと思ったのですが、次の作品を見てください。
実は、川で泳ぐ少年たちの様子を描いた連作でした。

こちらは、夏の昼間、優雅な上流階級の午後の過ごし方といったところでしょうか。
こちらはちょっと暗めですが、やはり夏の夜を別荘で過ごす貴族の暮らしが描かれています。
知らない画家でしたが、とても楽しめました。時間があれば、もう一度行ってきて、今度は、表題をチェックして来ようと思います(笑