海外食べ歩きブログ(レシピ付)

海外で出会った美味しいもののレシピやその他の出来事をつづったブログです

簡単アペロ(その1)料理しないで簡単にできるもの

 

スーパーで買ってきたものでアペロ編 ♪

 

前回のブログ、ワインテイスティング(その3)でも書きましたが、アペロというのは、アペリティフのことです。フランスでは、簡単なおつまみとワインを用意して、友人と気軽にパーティーをします。

さて、そこで。今日は、観光客として、パリ(またはフランス)に来て、レストランやバーに行かずに、スーパーの食材で簡単にできる、または買ってくるだけのおつまみを紹介します。(キッチンがついている場所に泊まれれば、もっとバリエーションは広がりますが、ホテルなどでもできるような簡単なもの)

♪ カナッペ いろいろ ♪

バゲット1本を買ってきて、薄くスライスし、その上にいろんなものを載せます。

(最低、パンを切るのにナイフは要ります。日本から持ってきてもいいし、現地調達でもいいと思います。)

 

タラマ (tarama) タラの卵をペースト状にしたもの。

少し塩辛いですが、白ワインによく合います。

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タプナード (tapenard) 

オリーブにアンチョビなどを混ぜてペースト状にしたもの。

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★ブルザンチーズとの組み合わせ

日本ではちょっと高いブルザンチーズですが、フランスではカルフールなどで安く買えます。その上に、ドライトマトのペースト(Tomates sechee) や、魚の卵(ouef de lompe) などをのせる。

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簡単だけど、少しオシャレになります。

 

また、野菜不足の解消に、出来合いのサラダなど。

★キャロット・ラペ(carrottes rapee)  人参のサラダ

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★ タブレ(taboulet )   クスクスのサラダ

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または、単にプチトマトやラディッシュなど

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パリ市内には、少し高いけど、美味しそうなお総菜屋さんもたくさんあるので、そういうところでサラダやお惣菜を買ってきてもいいかもしれません。

そして、もちろんここでは書きませんでしたが、各種のチーズや、生ハム、ソシソン(サラミのような乾燥ソーセージ)も定番です。

 

毎日のレストラン食に飽きたら、ぜひ、アペロやってみてください。

 

 

ワインテイスティングに参加してきました (フランス)その3

ワインテイスティング おつまみ編 ♪

 

さあ、ワインテイスティングといえば、ワインがメインですが、おつまみに何を合わせるのかも重要になってきます。フランス人は特に、このワインにはどんな食べ物が合うというのを、うるさいほど気にします。私も、最初は飲めればなんでもいいとか、高いワインならどんな食べ物と合わせても美味しいのでは?と思っていましたが、いろんな味のワインを知るにつれて、やっぱりこの組み合わせというものが大切なんだということがわかってきました。そして、またワインと食べ物の組み合わせを考えながら、ワインを選ぶというのも、なかなか楽しいものです。

 

さて、今回のワインテイスティングのテーマ、シュナンの白ワインに合う食べ物は何かというと、たとえば

魚料理(スモークした魚、魚のリエット)

タラマ(フランスのスーパーなどでよく売っているタラの卵をペーストにしたもの。もともとはギリシャ料理です、日本だったらタラコマヨネーズ和えみたいな感じ)

魚の卵(マスの卵、イクラなど)

ヤギや羊のチーズ(個人的に私はこの種のチーズが大の苦手!獣臭いんです)

コンテなどのハード系チーズ、ロックフォーなどのブルーチーズ系

カモ肉のスモーク、生ハムなど

と、ワインテイスティングの案内状には書かれていました。

 

ちなみに、私は手作りのお寿司(サーモンとアボカドの巻きずし)と卵焼きを持っていきましたが、大好評でした。お寿司はフランスに限らず、やはり根強い人気がありますね。そして、甘いもの大好きなフランス人には、卵焼きも喜ばれました (^^♪

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ちなみに、フランスでは、アペロといって、アペリティフ(前菜)の略語ですが、軽いフィンガーフードなどのおつまみとワインを飲みながらワイワイやるという形式も流行っています。人の家に集まるのが大好きなフランス人ですが、やはり伝統的なフランス式ディナーは、作る方も呼ばれる方も大変なので、こういう略式が人気になっているそうです。(もちろん伝統的なフランス式ディナーもまだまだ健在ですが)

 

次回は、簡単に作れるアペロ用のおつまみレシピをいくつかご紹介します!

 

ワインテイスティング会に参加してきました!(フランス)その2

ワインテイスティング会(ワインのアプリ紹介編) その2

さて、そういうわけで、シュナンという品種のブドウを使って作られたワインのテイスティングが始まったわけです。一種類ずつワインをついでもらい、色、香り、味について、みんながそれぞれにコメントします。

今回は、すべて白ワインでしたが、同じ白ワインでも、黄色味が薄かったり、濃かったり、ロゼにちかいくらいのピンク色だったり、色だけとってもいろんな特徴がありました。さらに、香りは、フルーティーとか、フルーティーでもりんごの香りがするものや、ミネラル分を多く含むドライな味わいや、樽の中で長い時間寝かされて樽の味がついているもの、キャラメルの風味があるものなど、さまざまでした。

ワインに詳しい人は、一口飲んで、これらの感想をいろいろ言うわけです。一応、ボトルにはカバーがかかっているので、どこのワインかはみんなわからない状態で、どの地方で取れたワインかなどを推測します。

私には、難易度が高すぎましたが、それでも、ワインってこういうふうにいろいろ楽しめるんだなーと、いい勉強になりました。

 

そして、ここでワインをもっと知るために良いアプリをご紹介します。

それは、このVivinoというアプリ。iphoneで無料でダウンロードできます。

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このアプリ、何が便利かというと、自分が飲んでいる、またはお店なんかで選ぶときでも、そのワインボトルのラベル写真を撮ると、アプリがそのワインの情報を認識して、市場でのワインの値段、産地、生産者、そのワインを飲んだ他の人の感想などがわかるという優れもの。しかも、それを記録しておけるので、自分が好きなワインを見つけたら、アプリの中を探せば、ワインの名前などをいちいち記録しておく必要がないんです。

 

例えば、こんな感じ。

 

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これは、今回のワインテイスティングで飲んだ中で、私が一番おいしいと思ったワインです。フランスのVouvray(ロワール地方)のワインで、生産者はDomaine Huet(かなり有名なワインメーカーらしいです)。ワインの銘柄は、”Le Haut-Lieu”の2008年もので、市場価格は40€で、アプリを使ってる人の評価は5点中4.1と、かなり高めです。そして、自分の評価(私は★3.5つけています)をつけたり、自分の感想を書き込んだりできるというわけです。そして、自分が見たいときにいつもで、この情報を呼び出すことができます。

 

ワインテイスティングって、たくさん飲めば飲むほど、酔っぱらったりして、もうどれがどれだか分からなくなるし、しかも名前もややこしいので、メモをしたりしても、そのメモを失くしてしまったりします。また、フランスワインの場合は、同じ地方のワインでも、生産者が違うだけで、味が変わったりするので、こういうアプリがあると、本当に便利!!

もっと早く知ればよかったです。

つづく

ワインテイスティング会に参加してきました!(フランス)その1

 

個人宅でのワインテイスティング会 ♪

 

知り合いの方に教えてもらい、前から行きたかったワインテイスティングの会に行ってきました。参加者は17人(けっこう多いですね)。私の他にもう一人日本人の方がいましたが、他は全員フランス人でした。

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今回は、Chenin(シェナン)という品種のブドウを使ったワイン14本を次々に開けて、色、香り、味などからどこのワインか想像しながら飲むというテーマでした。

ワイン初心者の私には、かなりハードルが高い!でも、14種類ものワインが一度に飲めるなんて、うれし~(^^♪

ここで、ワインのちょっと豆知識!(といっても初心者の私の知識なんで、大したことないですけど)

ワインに使うブドウの品種のことを、フランス語ではセパージュ(cepage)、英語ではバリエティー(varieties)というそうなんですが、その品種にも、ものすごくたくさんの種類があって、有名なところでは、白ワインだとシャルドネソーヴィニヨン・ブランリースリングなど、赤ワインではカベルネ・ソーヴィニヨンピノ・ノワールメルローなど、名前だけなら聞いたことがあると思いますが、これがブドウの品種です。

この品種を一種類だけ使って作るワインもあれば、何種類も混ぜて作るワインもあって、その割合もワイン形成に重要な影響を与えるらしいです。

 

で、この日はこの今まで聞いたことのなかったシェナンという品種のブドウをメインに使って作られたワイン14種類のテイスティングだったわけです。(ここまでの意味が分かるのにも、けっこうかかった)

 

つづく。。。

 

(旅行) ブルターニュに行ってきました♪ 2017年7月

フランス ブルターニュ地方の小さな町クロゾン Crozon ♪

 

フランスのブルターニュ地方、一番大きな町はレンヌ(Renne)、二番目はブレスト(Brest)、そしてこのクロゾンは、クロゾン半島の中心にある小さな小さな町です。

そしてお楽しみの朝市(マルシェ ^^♪)に行ってきました。

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ブルターニュ名物のお菓子 (^^♪ 

 

クイニーアマン!!

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バターの量は半端ないけど、その美味しさは、舌の上で溶けるバターと砂糖の塊という感じ(っていうとあんまり美味しさが伝わらないかも 笑)でも、ほんと、おいしいんですよっ!

これは、レシピを見つけたら、またアップしますね。

 

 

Salmorejo スペインの冷たい濃厚トマトスープ

先日作ったら、塩味が効きすぎていたので、レシピ修正しました!

サルモレッホ ♪

 

スペインのトマトスープといえば、ガスパッチョがよく知られていますが、このサルモレッホはスペイン人のシェアメイトが大好きだった料理です。

スペインのレストランで食べたとき、おいしー♪と感激したのを覚えています。

その味を再現したくて、スペイン語やら英語の料理サイトを探して、なんとか見つけました。作り方は、ちょっとビックリ!?

 

レシピはこちら

 

スペインの濃厚トマトスープ サルモレッホ ♪

 

(材料4人分)

トマト 4個

塩 小さじ半分

ニンニク 1かけ

バゲット 1/2本 (バゲットがなければ、固めの食パンで)

オリーブオイル 75ml

付け合わせ用に、お好みで、ゆで卵、生ハムかベーコン、ピザチーズ

 

(作り方)

①ニンニクをスライスする。パンは一口大に切る。

②トマトはヘタの部分をくりぬき、1/8くらいのくし切りにカットする。

③トマトをミキサーに入れて、つぶつぶがなくなるまでよく混ぜる。

④ざるなどでなめらかになるように濾して、別のボウルに入れ、そこに①のパンを浸してよく混ぜ、30分ほどおく。

⑤パンがしっとりしたら、塩、ニンニクを加え、またミキサーでよく混ぜる。

⑥オリーブオイルを加えさらに混ぜ、ボウルに移してラップをして冷蔵庫で2時間ほどねかせる。

⑦付け合わせをトッピングして、お好みでオリーブオイルをたらしてできあがり。

 

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Tzatiki ザジキ(ツァジキ)

ギリシャのヨーグルトディップ:ザジキ(ツァジキ)♪

ギリシャに旅行で3週間ほど滞在したとき、困ったのは、ギリシャ料理以外のレストランが、ほとんどないことでした。かろうじてイタリアンがあるくらい。

毎日、毎日、同じような味付けのものを食べていると、さすがに飽きてしまいました。

でも、家に帰ってくると、このヨーグルトディップのソースが食べたくなりました。

サラダにかけたり、ピタパンにつけたりして、いろいろ楽しめますし、さっぱりした冷たいディップなので暑い夏にピッタリです。

 

Tzatikiと書きますが、日本語ではザジキ(ツァジキ)などと呼ばれているみたいです。

 

これは、ギリシャ人のシェフがやっていた料理番組からレシピを書き写したものなので、オリジナルにより近いと思います。

 

ザジキ(ツァジキ)

 

(材料 4人分)

ギリシャヨーグルト 300g (なければプレーンヨーグルトで)

キュウリ1本 (日本のキュウリは2本くらい)

ニンニク 1/2片 すりおろす

白ワインビネガー (キュウリに大さじ1、ヨーグルトに大さじ1)

ディル1束(ヨーロッパでよく使われる香草ですが、なければパセリでも。または入れないくてもいいと思います)

オリーブオイル 大さじ3-4

塩、こしょう

 

①キュウリは皮をむき、フードプロセッサーか、おろし金で細かくする。

②ボウルに①のキュウリを入れ、塩、こしょう、ワインビネガー大さじ1をなぶして、液が出てくるまでおいておく。

③別のボウルにヨーグルト、おろしたニンニク、白ワインビネガー大さじ1とオリーブ油大さじ3を入れて、よく混ぜる。

④②のキュウリをふきんでくるみ、水分をよく絞ってから、③のヨーグルトに入れて混ぜる。

⑤塩、こしょう、刻んだディルを入れてよく混ぜ、冷蔵庫で1時間ほどおく。

 

★付け合わせ野菜には、きゅうり、にんじん、パプリカ、プチトマトなど

ピタパンに野菜や肉を挟み、このザジキソースをかけて食べても美味しいです。

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