へレスの大聖堂は、以前はモスクだったそうです。
その後、ゴシック様式に改築してキリスト教の教会となり、大聖堂となったのは1980年になってからだそうです。
大聖堂内の見取り図からもわかるようにかなり見どころのたくさんある大聖堂です。
まずはお清めの聖水が入っていた聖水版です。
今は水は入っていませんが、カトリック信者の人は、ここに指をつけて額に十字を切ります。
お馴染み、教会内にたくさんあるチャペルの一つ。聖母マリアを祀っています。
さらにクリスマス、ニューイヤー時期に現れるキリスト生誕の場面を再現したクレッシュ。地方ごとの人々の衣装や、食べ物、建物などが見られて楽しいです。
こちらの祭壇も豪華ですね。真ん中に聖母マリア、上部には復活して人々の前に現れたイエスを描いた絵がはめ込まれています。
グレゴリオ聖歌でしょうか。昔の楽譜は音符の記号や、拍数が書かれていないんですね。なかなか興味深いです。
美しい中庭はスペインらしくオレンジの木が植えられていて、真ん中に噴水があります。
こちらは教会の正面の祭壇に祀られているイエスの磔像です。
正面祭壇よりも、先の聖母マリアを祀った祭壇の方が豪華ですね。
すぐ横の祭壇には別のマリア像が見られます。
スペインのカトリック教会では、聖像が普通の人間のように洋服を着せられていたり、ベールをかぶっていたりします。そのため石像だけの像よりもカラフルに見えます。
こちらは審判の日を描いたもの。
こちらは偉大な聖人を祀った聖櫃ですが、名前を忘れてしまいました(笑
さらに同じ入場券で、少し離れたところにある聖ミシェル教会も入れるというので、そこにも行ってみることにします。