ディジョンの建築様式の続き、奥のビルは、アールヌーヴォー建築。
アールヌーヴォーは、19世紀末のヨーロッパで生まれ、植物をイメージさせるような曲線や曲面、平滑な壁画などで構成された建築です。
バルセロナの建築家、ガウディーもその一人。そういえば、奥のビル、少しガウディーの建築に似ているような気がします。
こちらはマルシェ。今日は市場はお休みの日だったので、ほとんど閉まっていますが、このマルシェはエッフェル塔の建築家、ギュスターブ・エッフェルが若いころに建築を手がけたマルシェなんだそうです。なぜなら、彼はディジョンに出身だったから。
ディジョンのノートル・ダム教会です。
教会の壁にはたくさんのガーゴイルの彫刻があります。ガーゴイルは、本来は雨樋の出口の部分に造られ、怪物などが口から水を吐き出すようなイメージで作られていますが、この教会のガーゴイルにはその機能はありません。
教会の内部。質素なゴシック建築様式ですが、ステンドグラスがとても綺麗です。
聖壇の奥が三段に別れているのは、三位一体を表しているからだそうです。
こちらは、ディジョンを二度の世界大戦から守った黒い聖母マリア像。
そのおかげか、ディジョンは一度も空襲を受けていないんです。
豪華なステンドグラス!
さて、こちら。道の真ん中にあるフクロウのサイン。
ディジョンの名物なんです。ディジョンの人は、フクロウを幸福のシンボルとして信じているそうで、このプレートはディジョンの町の至る所にあります。このサインを辿っていくと自然に観光ができてしまうというわけ。
そして、ノートルダム教会の柱にあるミミズクのようなこちら。これもフクロウなんです。昔はもっとフクロウらしい形をしていたそうですが、近年、誰かに壊されてしまったそうです。でも、このフクロウを触って、お願いごとをして、二度と振り返らなければ、その願い事が叶うとされていて、今でもたくさんの人がお願いにくるそうですよ。
もちろん、私もお願いごとしてみました(笑
こちらが、地元産マスタードを販売しているお店です。
前に写っているのがガイドさん。彼女はディジョン出身ですが、普段はパリに住んでいます。
こちらがお店の看板です。『エドモンド・ファロ』。
マスタードの工場はディジョンではないけれど、同じブルゴーニュ地方のボーヌ(以前にこのブログでもご紹介した町です)にあるそうなので、一応、地産商品なのです。
マスタードもたくさんの種類があります。
お値段も、マイユの半額!
もちろん味見もさせてくれます。
私はこちらの三種を買いました。
左から『ポルチーニと紅茶のマスタード』、『プロヴァンス風マスタード』、『ブルゴーニュの白ワインと雑穀入りのマスタード』
これだけ買っても10€未満です。
マイユだったら1つ6€はします(笑
この後はランチのレストランに向かいます。
その途中にあったクリスマス雑貨のお店。店内は撮影禁止でしたが、ショーウインドウだけでもとっても可愛かったです。
つづく
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